マンガの深読み、大人読み

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 57
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872574814

作品紹介・あらすじ

戦前マンガのひとコマから、手塚治虫のマンガ思想を解き明かし、『ドラゴンボール』の永遠性から、鳥山明の天才的な企みを見抜く!マンガ読みの達人が拓く、これは大人の悦楽なのだ。

感想・レビュー・書評

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  • マンガ文化をここまで無理やり学術論調で記す必要はないと思うんだけど、漫画家ならではの視点で各作家の表現の特徴やら、出版構造の歴史と現状やらを学ばせていただいた。取り上げられた作家の作品にすべて馴染みがあったのが嬉しい。もっとも『巨人の星』はテレビアニメで観たものの、マンガ本では読んでいない。

  • 2004年10月5日、初、並、カバスレ、帯なし
    2012年12月16日鈴鹿白子BF。

  • ちょっと前までは著者も言うように、「マンガ学」の「学」ってのは100%冗談だったし、ちょっとお堅めのマンガ評論は必ず「作品論」もしくは「作家論」だった(と、僕は認識している)。
    そんなマンガをめぐる学究的な言説はどんどん変わってきているなあという印象。個人的にはよろこばしい限り。

    とは言え本書で僕がもっとも面白いと思ったのは、「論文」的なところじゃなくて、あしたのジョーにまつわる対談集だったんだけどね。
    ジョーすごい。実は通読したことないから、近いうちに実行しようと決意した次第で。

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    文庫&新書百冊(立花隆選)199
    マンガ

  • 2012/12/18購入
    2013/2/22読了

  • 古いマンガを題材にしているので、もっと上の世代が読んだらおもしろいと思う。今40〜50歳くらいの人向けかな。

  • 061217

  • 夏目さんのマンガ評論は読み物としても面白いのが特徴だと思う。そんなわけでこれも読み出したら面白くて一気に読了してしまった。採り上げられてるマンガの連載時期なんかもちろんリアルで知ってるわけないので、そういった資料としても参考になった。

  • 著者の過去数年、あちこちで書いてきたものをまとめた評論集。全体は3部構成。第2部の「巨人の星」「あしたのジョー」徹底分析がおもしろい。関係者のインタビューは同時代の雰囲気を伝えるものとして貴重。第一部は個別の作品についてのエッセイで表現論的分析が中心。第三部は文化論、市場論が中心でほぼ同時期に刊行された「マンガ学への挑戦」と問題意識が通底する部分が大きい。興味のある人は同書を合わせて読むのもよい。

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著者プロフィール

マンガ・コラムニスト、元学習院大学教授。1950年、東京都生まれ。青山学院大学史学科卒。72年、マンガ家デビュー。82〜91年、「週刊朝日」にマンガコラム「學問」を連載。96〜2009年、「NHK BSマンガ夜話」レギュラー。マンガ、イラスト、エッセイ、講演、テレビ出演など多ジャンルにわたる表現活動で活躍中。夏目漱石の孫。2008〜20年度まで学習
院大学文学部教授も務めた。著書に『手塚治虫はどこにいる』(ちくま文庫)、『マンガはなぜ面白いのか その表現と文法』(NHK ライブラリー)、『孫が読む漱石』(新潮文庫)などがある。1999年、マンガ批評への貢献により第3回手塚治虫文化賞特別賞受賞。

「2021年 『別冊NHK100分de名著 果てしなき 石ノ森章太郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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