失踪日記

著者 :
  • イースト・プレス
3.68
  • (277)
  • (309)
  • (550)
  • (38)
  • (10)
本棚登録 : 2483
レビュー : 383
  • Amazon.co.jp ・マンガ (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872575330

作品紹介・あらすじ

2019年、10月13日 漫画家の吾妻ひでおさん逝去

「全部実話です(笑)」──吾妻

突然の失踪から自殺未遂・路上生活・肉体労働、アルコール中毒・強制入院まで。
著者自身が体験した波乱万丈の日々を、著者自身が綴った、
今だから笑える赤裸々なノンフィクション!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 急いで本棚の奥から引っ張り出したのは、もちろん追悼のため。2005年3月8日第1刷発行、2005年7月1日第8刷発行。定価(本体1140円+税)。

  • 精神科の研修での推薦本。
    これを勧めるドクター最高!!
    図書館で、借りて。

    漫画家の自叙伝って大概辛そう。
    生み出す苦しみってのは本当に辛いんだろうなぁ。(実感はできないけど)
    ホームレス、ドカタ仕事してる方がいいくらい辛くなるんだろうなぁ。

    2巻に続くアルコール依存症の幻覚描写は凄かった。
    最近は映画でも幻覚描写が出てくる作品が増えてきて、本の本の少しだけど当事者の気持ちに近づけてるのかな。
    吐くのに飲む、胃が受け付けてないのに飲むっていうのは依存症ということをとてもよく理解できた。

    吾妻氏の家族はすごい。
    こんな居なくなっちゃう親父を病院に入院させられてすごい。
    あんま描かれてないから描かれている範囲だけで捉えると、奥さんの精神力偉大と思ってしまう。

  • こんな破天荒な漫画家はもう二度と出てこないと思う。美少女漫画の草分け的存在でもあった。

    ご冥福をお祈り致します。

  • 実話である。すさまじいなと思いつつ、東京では、乞食のような状態でも、意外に生きていけるものだと思った。贅沢を言わなければ、お金がなくとも生きられるようだ。
    著者のマンガ、最盛期に読んだことあり。

    捜索願が出ていた、そんな中で、工事現場にしろ働けるものなのか?

  • すごいとしか。本人も家族も大変だったろうにあまり感じさせないのもすごいな

  • キンコンの梶原がしくじり先生で失踪の真実を告白していたのがきっかけで購入。
    前から読みたいと思っていたけど、後押しがなかった。

    面白かったのは、失踪してからの方が太ったというところ。

    キンコンの梶原が一生付き合っていかないといけない病と言っていたように、吾妻先生も失踪を繰り返す。依存症やうつ病は一生、うまく付き合わないといけないのだ。
    あとがきのインタビューにもあるように「みなさんに喜んでいただけるように」っていうサービス精神に二人の共通点を感じた。

    それにしても、失踪するっていうのは「自殺」とも違うし、「生きたい!!」という渇望からくる行為のように思える。
    それって依存行為とほぼ同じだし、現に吾妻先生はアル中だ。
    依存症っていうのも、また不思議だけど、「生きたい!!」っていう心の叫びなんだよね。だから、家族や周りの人は分断しちゃいけないし、手を放しちゃいけないんだ。

  • ホームレスやってると働きたくなる
    肉体労働やってると芸術がしたくなる
    これは本文からの抜粋です。人であると言う事は辛くて逃げ出したくなる事の連続ですが、逃げたその先に待ち受けているものはやはり、同質の苦しみでしかないような気がします。結局循環ですね~人生って…。グルグルスパイラルでまたこの場所⁈みたいな。
    そういう意味で本書は尊いと思います。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「またこの場所⁈みたいな。」
      サラっと描かれていて、何だか苦労させてない風に読めるけど、、、きっと無茶苦茶大変なんだと思う。
      少し前はコ...
      「またこの場所⁈みたいな。」
      サラっと描かれていて、何だか苦労させてない風に読めるけど、、、きっと無茶苦茶大変なんだと思う。
      少し前はコンビニとかが期限切れの食品を廃棄していて、それを拾っているホームレスの方を見かけましたが、今では、食べられないようにキッチリ処分しているみたい。世の中だんだん住み難くなっていくなぁ、、、
      2014/04/16
  • 何度読み返したかわからないくらい大切な本。

  • 失踪時の創意工夫がすごい。さすが漫画家!

  • 余計な感動はない。「全部実話です(笑)」の空気感。現実は物語と違う。「転落」も「再生」にあっても、なんら劇的な事件があるわけでもなく、畢竟「いつの間にかこうなってた」という『出来事』性があるだけ。それが恐く空しく又愛おしい。そういやドゥルーズもアル中だったっけ。学生の頃の風景を思い出した。

全383件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

漫画家。1950年、北海道生まれ。1970年代に『ふたりと5人』『やけくそ天使』などで人気作家に。その後、不条理漫画や自費出版の同人誌「シベール」でおたくの教祖的存在になるも、80年代末から失踪やアルコール依存症を繰り返す。その体験記『失踪日記』で、日本漫画家協会大賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞、日本SF大会星雲賞ノンフィクション部門を受賞、話題に。

「2015年 『文庫 逃亡日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吾妻ひでおの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
黒田 硫黄
ほし よりこ
五十嵐 大介
魚喃 キリコ
有効な右矢印 無効な右矢印

失踪日記を本棚に登録しているひと

ツイートする
×