失踪日記

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 2279
レビュー : 363
  • Amazon.co.jp ・マンガ (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872575330

感想・レビュー・書評

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  • 精神科の研修での推薦本。
    これを勧めるドクター最高!!
    図書館で、借りて。

    漫画家の自叙伝って大概辛そう。
    生み出す苦しみってのは本当に辛いんだろうなぁ。(実感はできないけど)
    ホームレス、ドカタ仕事してる方がいいくらい辛くなるんだろうなぁ。

    2巻に続くアルコール依存症の幻覚描写は凄かった。
    最近は映画でも幻覚描写が出てくる作品が増えてきて、本の本の少しだけど当事者の気持ちに近づけてるのかな。
    吐くのに飲む、胃が受け付けてないのに飲むっていうのは依存症ということをとてもよく理解できた。

    吾妻氏の家族はすごい。
    こんな居なくなっちゃう親父を病院に入院させられてすごい。
    あんま描かれてないから描かれている範囲だけで捉えると、奥さんの精神力偉大と思ってしまう。

  • 実話である。すさまじいなと思いつつ、東京では、乞食のような状態でも、意外に生きていけるものだと思った。贅沢を言わなければ、お金がなくとも生きられるようだ。
    著者のマンガ、最盛期に読んだことあり。

    捜索願が出ていた、そんな中で、工事現場にしろ働けるものなのか?

  • ホームレスやってると働きたくなる
    肉体労働やってると芸術がしたくなる
    これは本文からの抜粋です。人であると言う事は辛くて逃げ出したくなる事の連続ですが、逃げたその先に待ち受けているものはやはり、同質の苦しみでしかないような気がします。結局循環ですね~人生って…。グルグルスパイラルでまたこの場所⁈みたいな。
    そういう意味で本書は尊いと思います。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「またこの場所⁈みたいな。」
      サラっと描かれていて、何だか苦労させてない風に読めるけど、、、きっと無茶苦茶大変なんだと思う。
      少し前はコ...
      「またこの場所⁈みたいな。」
      サラっと描かれていて、何だか苦労させてない風に読めるけど、、、きっと無茶苦茶大変なんだと思う。
      少し前はコンビニとかが期限切れの食品を廃棄していて、それを拾っているホームレスの方を見かけましたが、今では、食べられないようにキッチリ処分しているみたい。世の中だんだん住み難くなっていくなぁ、、、
      2014/04/16
  • 何度読み返したかわからないくらい大切な本。

  • 失踪時の創意工夫がすごい。さすが漫画家!

  • 余計な感動はない。「全部実話です(笑)」の空気感。現実は物語と違う。「転落」も「再生」にあっても、なんら劇的な事件があるわけでもなく、畢竟「いつの間にかこうなってた」という『出来事』性があるだけ。それが恐く空しく又愛おしい。そういやドゥルーズもアル中だったっけ。学生の頃の風景を思い出した。

  • 人はこうやって失踪するんだって言う事がリアルにそしてシュールに描かれている一冊。5~7年前に読んだ本。有名漫画家さえもこうなるんだってことが実話でかかれています。生きるって奥が深いな~。

  • 実際の体験中は相当悲惨なことになっていたと思うのだが、ギャグ調のストーリーと絵がその悲惨さを優しく包み、緩衝材になっている。
    実体験が持つパワーを感じさせられる本。

  • 著者の失踪実話。生きることに勇気を貰える一冊です。

  • かつて少年チャンピオン誌上で吾妻氏の「ふたりと5人」を愛読した者として、その後の氏がこのような波乱の半生を送っていようとは、全く想像だにしなかった。本書p.61の「先生ほどの人がなぜこんな…」というセリフ、そっくりそのまま自分の感想です。

    丸みを帯びた可愛らしい絵柄は健在で読みやすい。前半、「夜を歩く」「街を歩く」あたりまではスイスイ読めるが、「アル中病棟」編は少々心構えして読まないときついかもしれない。そうは言っても、これだけの体験を客観的にエンターテインメントとして昇華する手腕は、お見事の一言。

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著者プロフィール

吾妻 ひでお(あずま ひでお)
1950年、北海道生まれ。上京後就職するもほどなく退社。
1969年『月刊まんが王』12月号掲載の『リングサイド・クレイジー』でデビュー。コメディ路線の『ふたりと5人』がヒット。1979年に『不条理日記』日本SF大会で星雲賞(コミック部門)を受賞し、「不条理漫画」というジャンルを確立。
失踪事件を起こした後にアルコール依存症に。そこから復帰して記した『失踪日記』が高く評価され、大ヒット。第34回日本漫画家協会賞大賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第10回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第37回日本SF大会星雲賞ノンフィクション部門をそれぞれ受賞。

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