夢をみる言葉

サン=テグジュペリ 山口昌弘

• イースト・プレス (2006年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[shioryさんの感想 · 2015年6月8日]

大学生のとき読み、授業でも取り扱ってた星の王子さま。その時から自分のバイブル。
たくさん心に響く言葉があったけど、中でも一番好きなのが

「なにが君のバラをそれほどたいせつなものに思わせているかと言えば、それは君がそのバラに費やした時間なんだ。」

すとんと腑に落ちるというか、すごく納得する言葉。初めて読んだときはわからなかったけど…。
キツネを「飼い慣らす」エピソードとつながる言葉だったと思う。
周りのものを大切に思えないとき、こんなことしたくないのにやらされてるって思うとき、思い出したい言葉。

[ayaponさんの感想 · 2013年9月13日]

写真・装丁・紡がれている言葉。どれをとっても素晴らしい。心が洗われる気がする。ハードカバーで手元に置いておきたい1冊。テクジュペリは哲学的だなぁ…と思う。2010/103

[calさんの感想 · 2012年10月25日]

「星の王子さま」って男子にはウケないって本当かな？

[タカスケ@189BPMさんの感想 · 2011年8月12日]

サン＝テグジュペリ関連書籍が欲しくて購入。
大きくページをさいた写真と、小さくも柔らかい言葉たち。
写真詩集のような佇まいです。
フランス語対訳つき。

[shizuka0130さんの感想 · 2010年11月10日]

「砂の上に仰向けになり、果実をすすり、流れ星を数える。少しの間、限りない幸福を感じる」・・・オーストラリアで見た流れ星を思い出した。

「たくさんの共通の思い出、ともに過ごした、ながくて苦しい時間、さんざん起きた喧嘩、和解、その感動にまさる宝物はない」・・・中学の時の部活を思い出した。

きれいな言葉もたくさんあったけど、それよりきれいな写真がいっぱいつまっている本！

[センタクヤさんの感想 · 2010年7月19日]

『Le Petit Prince』　　星の王子さま
『Terre des hommes』　　人間の大地
『Vol de nuit』　　夜間飛行

から抜粋、新訳したうえで再編集

[みずきさんの感想 · 2007年3月13日]

ジュペリの他の本に手を出したくなる罠。

著者プロフィール

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ。1900年6月29日、フランスのリヨン生まれ。
幼少の頃より飛行士に憧れてその職につく。飛行士と兼業して、飛行士の体験をもとに『南方郵便機』、『夜間飛行』などを発表。
第二次世界大戦中、亡命先のニューヨークにて『星の王子さま』を執筆し、1943年に出版。同年軍に復帰し、翌1944年7月31日地中海コルシカ島から偵察飛行に飛び立ったまま、消息を絶つ。
その行方は永らく不明とされていたが、1998年地中海のマルセイユ沖にあるリュウ島近くの海域でサン＝テグジュペリのブレスレットが発見される。飛行機の残骸も確認されて2003年に引き上げられ、サン＝テグジュペリの搭乗機であると最終確認された。