七田式フィンランド・メソッドで「頭のよい子」が育つ本―日本の教育を考える親のために

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  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872577082

作品紹介・あらすじ

日本の教育を考える親のために  いま話題の「フィンランド・メソッド」を 右脳教育の第一人者・七田眞 先生が紹介!  マインド・マップ、ダ・ヴィンチ・テクニックなど、 日本の子どもに生かせるよう考え抜かれた、 書き込み式の実践的なトレーニングが満載!  親子で楽しみながら、みるみる成績が上がっていく驚異の勉強法です!  フィンランド・メソッドが育てる「5つの力」 (1)発想力 (2)論理力 (3)表現力 (4)批判的思考力 (5)コミュニケーション力

感想・レビュー・書評

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  • 七田式って看板を出してる教室を見かけたけど、
    とてもさびれていて、なんだかむなしくなった。

    それだからか、この本を読んで残ったこともない・・・。

  • すぐに使えるメソッドです。

  • 筆者の主な主張は以下の通り。

    ①フィンランドの教育方法は発想力→論理力→表現力→批判的思考力→コミュニケーション力と最適な手順が踏まれている。
    ②子供の隠れた力を発揮させるためには、フィンランド、韓国で取り入れられているマインドマップを活用すべき。


    著者の塾における教育法を、親世代のために分かりやすく説明しているhow to本なので、本中で論理性やデータに基づいて深く議論してはいない。そのため研究目手、文献には乏しいものがある。


    個人的に参考になったのは、批判的思考と反論の関係である。
    批判的思考をもって良い点、悪い点を論じて明らかにし、それを基に何が真実かを発見するための意見を良い論拠を示すーこれが反論である。つまり批判的思考力があって初めて反論が可能になるのである。


    ここから、反論するためには、やみくもにではなく、事象や相手の意見のいい点悪い点を明確にしてから、自分の意見としてこうあるべきという方向性を示すことが本来のあるべき姿と学んだ。
    今までの自分は批判的思考を経ずに反論を試みていたことを反省。

    相手の意見がどの前提にたっているのか理解することが必要という著者の考えもここにつながる。

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著者プロフィール

七田眞 1929年7月28日生まれ、島根県出身。米国ニューポート大学日本校・教育学部教授。教育学博士。日本文化振興会副会長。七田チャイルドアカデミー校長。しちだ・教育研究所会長。1997年、社会文化功労賞受賞、世界学術文化審議会より七田式右脳開発法を最優秀理論と認める最高功労賞を受賞。また国際学士院の世界知的財産登録協議会より、世界平和功労賞大騎士勲章を受章。2003年、知的財産の振興に尽くした功績に対し、東久邇宮記念賞を受賞。現在、七田式幼児教育を実践している教室は全国で450以上に広がり、アメリカ、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、タイにも七田式教育論が広がっている。著書に「奇跡の『右脳』革命」(三笠書房)、「わが子を天才児に育てる!」(KKロングセラーズ)など多数がある。

「2013年 『「魂」の人生学 学び、愛し、育てた七田眞の伝言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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