人間失格 (まんがで読破)

  • イースト・プレス (2007年7月1日発売)
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本棚登録 : 429
レビュー : 66
  • Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872578102

作品紹介・あらすじ

「人間はなぜ生きなければいけないの?」世間を恐れ、道化を装い、周囲を欺き、ありのままの自分を隠してきた少年・葉蔵。やがて葉蔵は拒否する事のできない青年へと成長していく。愛を求めながらも他者への恐怖に苦悩する孤独な生涯とは?波乱の人生を歩んだ文豪・太宰治が、死の直前に書き上げた傑作自伝的小説を漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • 拒否できないことで自分に不幸が訪れることを知る。ここまで転落するものか。小説で読んでみたい。

  • 人物描写が気持ち悪い

  • 最後までどんよりと重いのがまた良い。葉蔵には共感出来る部分が多い。他人に対して恐怖や怖れを抱き、隠す為に偽りの自分を作ることもそうだし、そんな人間社会で生きていかなければならない絶望感、そこに自分がいるかのようだ。人間誰しも、そういう部分を持ち合わせているんじゃないかと思う。葉蔵のように酒・女・薬に走ってしまうことはないと信じたいが。利用する友人、何かしらを抱えて生きにくそうな女性達がさらに葉蔵の内面を引き立て、確証させている気さえする。世間とは個々人の思いからなるもの、心に残るなあ。原作も読まなきゃ。

  • 自分にも該当する感情がある。

  • 絵がよい感じです。
    好き嫌いがあるかもしれませんが、小説の内容に合った画風だと思います。
    内容に関しては、原著の良さを再確認した感じです。
    「あぁ、この人たちは幸せなんだ。。。」
    このセリフが印象に残りました。

  • 旅先で少しずつ読みながら今日読み終えました。読みやすいねこれ。主人公の葉蔵は傍から見ると単に不真面目な痴れ者でまさに「人間失格」な男だけれど、内面に迫ると逆に真面目すぎる男なのかもしれないな、と思った。あとがきの太宰についてあれこれ書かれていた箇所も興味深かった。やっぱり作者のことを知ると作品の内容に対する意識が少し変わる。

    「世間というのは、君じゃないか」

  • 小説で読んだはずなのに、断片的にしか覚えていないストーリーを思い出すために読みました。大人になって読むと、また主人公への印象が変わって、面白かったです。

  • 学校の図書館で見つけて
    暇潰しにと読んだのだけれど。
    この手の「漫画で読む!」「漫画で分かる!」といったものにはあんまり期待しない質なのですが、
    これはいい具合に原作の雰囲気と絵柄がマッチしてて名作のメディアミックス系では大成功してるんじゃないかと思います。
    小説の方で躓いてしまった方はこれを読んで大筋を掴んで小説を読み直してほしい。

    絵がほんと好みのぐろさというか気持ち悪さだったので、すごくすんなり読めました。
    「道化」の表情の描き方にぞくりとしました。目に光がない。

  • 深すぎて気分がおちんこでてる

    これほどまでに人間失格が読まれている訳は誰の心にも葉蔵、ヨシ子、堀木のような面があるからではないだろうか、葉蔵がダメになってしまったのは堀木という交遊ができた事ではなかろうか、そして出会う人出会う人がマイナスに働いてる気が、あの親子の元で暮らせばあそこまで落ちなかったのでは、でも結局は自分自身の問題なんだろうな

    、、、。

    あまりの救いのなさ具合に冒頭の文章がおかしい事をお許し下さいませ。

  • 言わずと知れた一番有名かつ最も読まれている太宰作品。太宰治論の奥野健男氏は「太宰治の全作品が消えても、『人間失格』だけは人々にながく繰返し読まれ、感動を与え続ける、文学を超えた魂の告白と言えよう」とまで評しています。

    アフォリズムを作り出す天才だと言われる太宰治。中でも『人間失格』の中の言葉は際立って名文揃いです。主人公である葉蔵の破滅へのリアルな道筋は、読んでいて寒気がするほど。人と人との繋がり、社会との繋がりなどの意味を改めて考えさせられます。

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著者プロフィール

1909年(明治42年)、青森県金木村(現五所川原市)生まれ。本名、津島修治。東大仏文科在学中に非合法運動に従事し、やがて本格的な執筆活動へ。35年、「逆行」で第1回芥川賞の次席となり、翌年には処女作品集『晩年』を刊行。以後「走れメロス」「斜陽」など多数。

「2018年 『津軽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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