- Amazon.co.jp ・マンガ (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872578362
感想・レビュー・書評
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漫画だとすごく読みやすい。
本家の蟹工船から雰囲気を少しライトにしてわかりやすくした感じ。
蟹工船読まないとなー、と思ってる人はこれ読むと良いと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まんがで読破を読み切ろうシリーズ。蟹工船は、ブームになった10年くらい前に中国駐在当時に読みました。
そんな話だったなと思いながら一気読み。
いまならブラック企業だ、働き方改革だっていう話でしょうが、大正だとそんな声も上げられず、搾取されていたものはロシア船に助けられたことから共産主義に出会い、資本と権力と立ち向かう。
今思うと、蟹工船ブームが来たあたりが、働き方改革の走りだったのかもしれませんね。全く気付いていませんでしたが。 -
プロレタリア文学で最も有名な蟹工船。
労働者は4ヶ月間船内で獲ったカニを缶詰にして、一日16時間働かせる。少しでも休んでいると労働者の監視役に棒で叩かれる。
船同士でも競争しており、収穫に必死なのである。
労働者の主人公の森本はロシア船に捕獲され、共産主義の重要性をロシア人から学びストライキをする。労働者にも人権がある事を資本家に分からせるためであり、最終的に成功する。
蟹工船に乗る人はまさか団結してストライキを起こすとは思っていないところに不意を付かれる。
ロシアの共産主義とプロレタリア文学は密接な関係があるだろう。 -
ブラックバイトを思い出した。
社会主義には反対だけど、独裁と暴力にも反対! -
漫画なので30分ぐらいでよみおわった、現在でもありえそうな話でとても昔の小説とは思えない話だった。
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雇われの身という同じ肩書きを持っているのに、その中にも身分が存在しているんだなと思った。
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2011年読了。
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プロレタリア文学といっても、中身的には勧善懲悪の時代劇的なシナリオにしか見えない。世の中そんなにうまくいかないのも分かっていて読まれてたのかな?
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2014.2.18