安岡正篤こころを磨く言葉 (East Press Business)
- イースト・プレス (2007年9月1日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872578409
感想・レビュー・書評
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解説は「まあ…」という感じで、ほぼ流し読み。
ただ選ばれている文言は良く、参考になった。
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四耐というが、一番難しいのは閑に耐えること。
世の中には長所が短所の人間があり、短所が長所の人間もある、この短所が長所の人間程偉大なる人物。
人間の精神というものは、それが低い場合には何かに衝突する。
(→即ち、意識レベルを上位概念へと高めると、対立は不思議と解決する。これ、小倉広氏のコンセンサス・ビルディングそのものだと思う。)
人間の顔は、自分の生理・心理のすべての報告書。
人に嫌われぬための五箇条
一、初対面に無心で接すること。
二、批評癖を直し、悪口屋にならぬこと。
三、努めて、人の美点・良所を見ること。
四、世の中に隠れて案外善いことが行われているのに平生注意すること。
五、好悪を問わず、人に誠を尽くすこと。
生活上の問題に一喜一憂しやすく、特にすぐ悲観したり、興奮しやすいというのは病的で、事を成すに足りない。こういう人は環境に支配される力が強いのであるから、自己の主体性がないのである。
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など。
一喜一憂しやすい人は環境に支配される力が強く、自己の主体性がないというのは…耳が痛い。。
非常に鋭い意見である。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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