戦争と平和 (まんがで読破)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 294
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872578676

感想・レビュー・書評

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  • 戦争と平和を読むための概略理解のため。
    ただ、はしょりすぎているため、概略すぎる。
    この頃の歴史を勉強する方がいい。

  • 最後のメッセージ
    「歴史に平和が記されることはない。
    人は歴史を構築するための歯車である。
    しかし、それでも人は人として生きる。
    人を愛し、子を育み、友を助け、敵を許し、共に笑い、幸福な生活を望み、人生
    を築いていく。そして、それが歴史に記されることは決してないのだ。」

    タイトルの戦争は、ナポレオンのロシア遠征のこと。ロシア人目線で描く。モスクワを蹂躙した後、兵糧が尽き、撤退を余儀なくされる。

    登場人物
    ピエール:伯爵・軟弱・美貌の妻を持つが、愛はない。別れる。最後まで生き残る。
    アンドレイ:ピエールの親友。出征中に愛する妻を失う。大人になったナターシャと恋に落ち、結婚の約束をするが・・・敢なく戦死。
    ナターシャ:おてんばな少女。大人になってアンドレイと恋に落ちる。
    エレン:ピエールの妻。ドーロホフと不貞を働いたと誤解され、ピエールに離縁される。病死。
    ドーロホフ:ピエールの悪友。エレンと不倫したと誤解され、ピエールと決闘。銃弾に倒れる。
    アナトーリ:エレンの兄。アンドレイ不在時にナターシャを誘惑するも、ピエールにより撃退される。
    クトゥーゾフ:ロシアの将軍。結果的にナポレオンを撃退し、英雄となる。
    ナポレオン:言わずもがな。ここでは悪役として描かれている。

  • まんがで読破を読破しようシリーズ。戦争と平和は文学史で名前を知っただけで、トルストイなんて読んだことはない。
    ホントはロシアとフランスの戦争をたっぷりと描いていたんでしょうが、ピエールとナターシャとアンドレイの恋愛話しか印象に残ってないですね。
    あとは、これがナポレオンを破った冬将軍かっていうのも思った。

  • 平和は戦争の対義より包括的位置、流行の所為?

  •  ものすごい大作を、ものの30分もかからないくらいで読めてしまう漫画にまとめてしまった本。
     8人の登場人物が出てくるが、原作は登場人物たちの名前が途中から変わったりして、とても読みにくいそうだ。始めの方こそ、誰?と思うことはあっても、基本的には分かりやすく、最後まで一気に読める。この時代のヨーロッパの歴史とかを知っていれば、もっと楽しめたのかもしれない。そして、戦争の悲惨さと人間のはかなさがテーマ、ということで良かったんだろうか。「人は歴史を構築するための歯車である」(p.189)というのが、劇団四季の『南十字星』というミュージカルの「歴史の大きな転換期には名もない無数の人々が犠牲になる。その小さな小さな死の積み重ねが世界の歴史を進めてきたことを今、私は実感している。」というのと似ているなあと思った。(16/11)

  • 図書館で借りた本。まんがで読破シリーズ。ロシア文学を読了し理解する自信が無かったので借りてみたが、こんなに人間臭い話だったのかと知り、ロシア目線で話が進むため新鮮だった。頭空っぽの絶世の美女と地位だけある冴えない男の夫婦はどの時代にもいる普遍性を確認したな。ドーロホフはナイスガイ、ナポレオンはロシア目線からしたら悪人なので凶悪顔だ。人は歴史を構築するための歯車は名言。

  • レビュー省略

  • 大作が、ほんの200ページ弱に納まるのだから、このシリーズは侮れない。
    その200ページの中に、ナポレオンがモスクワ遠征で失敗した理由がちゃんと書かれているからたいしたもの。

  •  この作品をカテゴライズするのに「コミック」とするか「ロシア文学」にするのか一瞬だけ考えた。しかし文学とするにはあまりに大ざっぱ過ぎるのではと思いコミックに落ち着いた。

     NHKEテレ「100分de名著」6月の課題はトルストイの「戦争と平和」である。この大作を100分で語るというのだから無謀だ。559人もの登場人物をグッと圧縮して3人だけについて語ると「100分de名著」のテキストの著者、川端香男里先生は行っている。

     こちらの「まんがで読破…」の作者も偶然かどうかはわからないが、ピエール、アンドレイ、ナターシャの3人に絞ってストーリーが展開される。

     原作は読んでいないが、オードリー・ヘプバーンがナターシャを演じたハリウッド映画「戦争と平和」を観ていたのでおおよそのストーリーはつかめていた。この大作をよくもここまで圧縮して一冊のまんがに収めたものである。しかしいきなりこのまんがだけ見たのでは、残念だがほとんど理解できないのではないだろうか。

  • ナポレオン戦争の頃のロシアを背景に、軟弱な貴族ピエールの成長物語、というようにすっきりと刈り込まれたストーリー。原作はもっと複雑にからみあい、深く語られているのだろうか。その入口としての一冊、というところか。

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著者プロフィール

一八二八年生まれ。一九一〇年没。一九世紀ロシア文学を代表する作家。「戦争と平和」「アンナ=カレーニナ」等の長編小説を発表。道徳的人道主義を説き、日本文学にも武者小路実らを通して多大な影響を与える。

「2004年 『新版 人生論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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