武士道 (まんがで読破)

著者 :
  • イースト・プレス
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感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872579086

感想・レビュー・書評

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  • サラッと読めた。ざっくり掴むにはもってこいの本

  • 「武士道」について、まともに読んだ事がない!
    と思い立ち、まず簡単なマンガ版で肩慣らしです。

    読んでなるほどでした。日本人の倫理観。道徳教育のベースになったものを「武士道」として書物にしたものなのですね。
    勝手に、「武士の道」を説いた勇ましい書だと勘違いしていました。(それは「五輪書」?)

    義・勇・仁・礼・誠・忠・名誉 大切にしたい我々の心の中にある気持ち。

    電子書籍だと、原作が無料で読めるので、ゆっくり読んでみたいと思います。

  • 漫画で読みやすい!
    国教のない日本では、何か道徳観念の指針となっているのか?
    新戸部稲造はそんなことを考え、この本を書いたのか。知らなかった。

    潔く散りゆく儚い桜が好きな日本人、生に執着して朽ち果てるバラが好きな西洋人。
    対比もおもしろくてわかりやすい。

    武士道って解説してもらうと、なんとなく日本人の心に染みついているものだと感じた。まさにsoul of Japan!

  • 義勇仁礼誠名誉忠義など、武士道の基本精神がわかりやすく解説されていた。
    たしかに宗教のない日本の道徳教育は、こういうところにルーツがあるのかもしれないと思った。名誉を重視しすぎると自分の首を絞めることにもなりそうだと思ったが…笑

    赤穂浪士の事件は漫画であることでより理解しやすかった。

  • 新渡戸稲造の武士道
    欧米にない日本の武士道精神は今にも生きる。
    義勇仁礼誠忠名誉

  • 漫画でぱぱっと読めました。
    武士の信念がわかる本です。

  • amazon unlimitedであったので漫画ですが読んでみました。新渡戸さんがまだ5000円札だった頃に書かれた本。
    画のタッチは、なんとなく井上雄彦さんに影響を受けている感じ。

  • 日本のモラルはどうやってできたのか?

    世界でも類を見ない民族の日本人。
    規律を守り、人様の為の行動。
    世界では宗教が人の教えになるにも関わらず、
    他宗教の日本で、どうやってその教えを受け継いでいるのかが書かれています。

    ぜひおすすめです。

  • 概要を押さえるために、まずこれを読む。
    宗教教育がないのに道徳教育ができているのは、外国からみたらたしかに不思議だろう。しかし、その道徳が衰えてきたのは、外国(アメリカ)に盲従しているからとしか思えない。日本にもいいものはあるのだから、もっとそこを考えていかなければ。

  • 花は桜木!人は武士!

    同シリーズ「三国志」より、まんがの良さを活かせていると思った。
    語り部として「イナゾウ」というおちゃらけたキャラクターを用意している事が象徴的。武士道において重要とされる義・勇・仁・礼・誠・名誉といった道徳律が分かりやすく書かれている。

著者プロフィール

1862年南部藩士の子として生まれる。札幌農学校(現在の北海道大学)に学び、その後、アメリカ、ドイツで農政学等を研究。1899年、アメリカで静養中に本書を執筆。帰国後、第一高等学校校長などを歴任。1920年から26年まで国際連盟事務局次長を務め、国際平和に尽力した。辞任後は貴族院議員などを務め、33年逝去。

「2017年 『1分間武士道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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