物語力(ストーリーりょく) ワートマンの「人の心を鷲掴みにする仕事術」 (East Press Business)
- イースト・プレス (2008年4月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872579246
感想・レビュー・書評
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なぜストーリーは効果があるか
① ストーリーは「存在感」を生み出す ストーリーは「感情移入」できるから
② ストーリーには「文脈」がある 箇条書きの文章には文脈がない。ストーリーが持つ文脈によって、大切なこととそうでないことが区別できる
③ ストーリーは「関連づけ」をする 目新しいストーリーがなくて同じことを繰り返すようになると、自分が役に立っているのだろうかと不安に苛まれる。知るべきことを一方的に伝えられても、自分と関連づけることができない。お互いのストーリーを語ると、関連性が再構築される。
④ ストーリーは成功も失敗も語る 失敗のストーリーを聞くうちに、自分の立場でものごとが見られるようになることがよくある
⑤ ストーリーは考えさせる ストーリーが覚えやすいのは話を最初から最後まで聞きながらじっくりと考えるから
⑥ ストーリーは「癒して」くれる ストーリーを聞くと、自分と関連づけてじっくりと考えることが可能になる
⑦ ストーリーはいつ、どうやって、何をすべきか教えてくれる
⑧ ストーリーは複数の視点を持つ ストーリーには複数の登場人物がいる。つまり、ある出来事について複数の視点を提供する。
⑨ ストーリーは学んだことを忘れさせる
⑩ ストーリーは「広まる」
ストーリーを記録しておく
ストーリーマトリクス
ストーリー:
レッスン:
提供範囲:
ストーリーの種類:成功・失敗・楽しみ・伝説
ストーリーによって心と頭がつながる。心が開くと、頭でも納得できる。
刺激を与えるストーリーとは、わたしたちが大切に思っている価値観とつながるストーリー。人間はだれでも愛したり、安心したり、存在理由を認めたり、笑ったりしたい。刺激を与えるストーリーが語られると、感情の反応が起こって心に届く。自分がストーリーの中の一部となる。
ビジネスのデータだけでなく、ストーリーを集めよ。
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成功をストーリーとして記録していくのは、自信にもつながっていいかも。
物語のカテゴリ分けの仕方が載っています。 -
読書の目的
物語的構成力up
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●論理・数字よりも「物語」の方が人の心への影響力が高い
●物語構成のための3つのツール「ウィンブック」「ストーリーマトリクス」「ストーリーコーチ」
●他人のモチベーションアップ・物を売る・リーダーシップに活用
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「物語力で人を動かせ」を読んだ後なのであまり得るところはなかったです。
(あっちの方がいろんなことで実践可能。)
ただ、日々の体験を自分のストーリーとしていつでも活用可能な鉄板ネタとしてもっておく
ストーリーマトリクスの考え方はよかったです。
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データや数字も説得力があるけれど
後々まで記憶に残るのはストーリー性のあるもの
ってことはご周知の通り。