リア王 (まんがで読破)

  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872579321

作品紹介・あらすじ

高齢の王・リアは、三人の娘に富と権力を分配し、引退する決意を固めるが、素直な末娘コーデリアの言葉を誤解し、勘当してしまう。怒り狂うリアは言葉巧みなふたりの姉にすべての財産を譲り、コーデリアをかばう忠臣ケントを追放…そして悲劇が始まる。シェイクスピア四大悲劇の中で、もっとも壮大重厚と評価される傑作戯曲を漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • 国王引退しようとしたら、三人姉妹を一斉に失ってしまった件について

  • それにしても、長女と次女の悪いこと悪いこと。これをかーんと懲らしめると拍手喝采となると、日本の時代劇になってしまうか。

  • フランスが負けるとは...

  • ルネサンス期に活躍したシェイクスピアの四大悲劇の一つ。
    老王の愚かさ、2人の娘の狡猾さ、末娘の正直さ、家臣の謀略や真摯さなど、人のさまざまな面が描かれている。
    光が見えたと思った最後の最後にフランス軍が負けるとは…さすが悲劇。
    勝ってスッとしたかったのは、こちらの都合(=゚ω゚)ノ

    原作や劇も見てみたいと思った作品。

  • いわゆる「名前だけは聞いたことあるシリーズ」。主要人物は老王、娘の3姉妹、重臣とその息子たちと、そんなには多くない。背景が石造りの宮殿で本当に「中世ブリテン」の世界。
    親子のトラブル、兄弟の諍いで最後はどんどん人が死ぬ。これが戯曲だとは思えないくらい。道化はシェイクスピア作品には出現率が高い気がする。いずれは原作に挑戦しよう。

  • あらすじを知りたく読了.醜悪な姉妹の印象が強い.シェイクスピアの作品では頻繁に登場人物が狂気に陥る.狂気は身近なものなのだろう.

  • シェイクスピア4大悲劇なだけあって、要所要所がまさに悲劇的!
    映像化されたら目も当てられないんだろうなぁと思いました

  • 悲劇。

  • 金、愛情、権力。ありとあらゆる存在が人を狂わせる。人が誰かをどれだけ愛しているのかは伝えきれるものではなく、正しく伝わるものでもない。王は愛ゆえに狂気の行動を見せ、エドマンドは権力を欲するために父兄ですら陥れようとする。終盤は大逆転が待っているかと思いきやフランス軍は破れて物語は後味の残る終わり方へ。そうだった。思い出しましたよ……こいつはシェイクスピアの代表的な悲劇だったんだ。王道な爽快感を期待した自分が馬鹿だった。

  • まんが リア王 シェークスピア イースト・プレス
    原作が有名なわりには
    本物が読まれていないような気がする
    ダイジェスト版が沢山あるからだろうか?
    このマンガも粗筋を理解できるくらいの内容だ
    王様が馬鹿すぎるにもかかわらず
    従者や末娘が無防備に敬愛しているのも不自然だし
    愛と情の関係も描けていないし
    道化の存在によるインパクトも薄れているし
    最後の悟りの場面もお粗末だ

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著者プロフィール

1564-1616。イギリスの劇作家・詩人。悲劇喜劇史劇をふくむ36編の脚本と154編からなる14行詩(ソネット)を書いた。その作品の言語的豊かさ、演劇的世界観・人間像は現代においてもなお、魅力を放ち続けている。

「2019年 『ヘンリー五世 シェイクスピア全集30巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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