兄弟―夏 (アズ・ノベルズ) (AZ NOVELS)

著者 :
  • イースト・プレス
3.82
  • (18)
  • (18)
  • (23)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 161
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872579697

作品紹介・あらすじ

人気俳優の弟、涼司の撮影に同行した高校教師の悠ー実の兄弟でありながら、身体を繋げている二人。長い間、憎しみに縛られ傷つけあってきた彼らだが、互いの想いを知り、その関係は変わった。今ではどんな時でも共にあろうと決意した…溺れるままに…。だが、撮影現場である南の島のバカンスクラブで、偶然にも悠の昔の教え子だというモデルの青年、保科と再会し…。スリリングな色に濡れる背徳愛書き下ろし。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • まさかの元生徒に身体の関係を強要される受け(兄)。それを知った攻め(弟)は、怒りMAXで、兄さんは俺のものだ見せつけHへ。間男が焦るほどの激しさ(笑)。その後また犬のようにしょげかえる弟がいとおしい。

  • ★4.0。シリーズ2。兄弟の甘々も堪能出来るし、当て馬君がいい具合に病んでるし、一粒で二度美味しかった。前作に比べエロがネチっこく、攻が本領発揮で実に気持ち良さそうだったので満足です。当て馬の脅しで攻が気弱になるようではせっかくの執着愛も形無しなんで、開き直って当て馬に見せ付けプレイを行う攻に安心(笑)ただ当て馬との媚薬プレイは省略しないでじっくり見たかった…!最後の教え子カプは驚愕の事実。そっちが受か!いやあトモが立派な攻様に成長するとは…さすが成長期。

  • 備考:実兄弟/弟×兄/シリーズ続編

  • 「兄弟」の続編。人気俳優である弟の涼司の撮影に同行させられた悠の災難続き?な石垣島エロラブ道中です。
    全体的に禁忌な雰囲気が濃いのでどんよりした空気感ですが、なにしろ今回は舞台がリゾート地の石垣島だけあって、エロも開放的で突き抜けた感じがします。エロてんこ盛りでやり倒していてむしろ清々しい。
    涼司の後輩で、敵意剥き出しな保科の出現でストーリーは俄然面白くなっています。前作の安条さんとは違って明確に絡んでくるので、そりゃ涼司の怒り爆発もハンパじゃなくて面白かった。
    悠は、兄弟二人の関係が暴露されたら弟の仕事が危うくなるという弱みをつけ込まれて、保科に死守していた貞操を奪われてしまいます。それに気づいた涼司の嫉妬がすごかったですね。お仕置きHはとても萌えました。
    それに、悠も弟大好き状態になっているので、兄弟ということにあまり罪悪感を持っていないのか抜けちゃってるのか、涼司に喘がされまくっています。二人のHシーンでのセリフと喘ぎ声が品がなくてエロ過ぎます…「兄貴」という涼司の声が頭の中で、こだましてます
    保科は、ラブラブ兄弟の被害者扱いしていいかもしれないです。
    悠は、びっち認定ですね。涼司から過去には逃げたり、拒否ったり、相手の気持ちを深く考えることなしの行動をとってましたが、受け持ちの生徒の顔もうろ覚えなんて先生としてはあるまじき行為です。生徒がかわいそうだよ。
    保科の正体は意外性がありましたが、サイコサスペンス風にオチつけるのは容易にしてほしくないなーと思ったり。

    むしろ「二人同士」の方が軽く意表をつかれました。山川と菊池のその後がわかります。それなりにラブを育んでいますね。二人のちょっとゆがんで壊れて爛れた関係が丸木センセらしくてよかった。

  • 汗とか執着とかねっとり感がすごい。

  • 兄弟の続編。
    歪んだ愛が2つ並行して描かれている。

    悠に執着を覚える人物がもう一人現れ、涼司の執着心は次第に激しい独占欲へと暴走して行く。

    兄弟を読んだなら、夏も読むべし。これを読まずして話の完結はあり得ない!

  • 前から思ってたが、表現が直裁すぎてたまにびびる。面白かったが、すんげぇいちゃいちゃしてました。

  • 先に出た「兄弟」の続きです。突如、弟のモデル仲間が兄の教え子だと判明。そして兄にちょっかいだしてきて、弟がもやもや。ま、実際手を出されるんですが、そのあたりの記述があっさりスルーに近く「え?!何が起こったの?」みたいな。その後、弟はその教え子に兄に手を出したらどうなるか思い知らせるわけですが、その思い知らせ方が〜(笑)実はその教え子は…と、最後まで飽きさせませんでした。結局、いつまでもお幸せに〜って事でしょうか。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

埼玉県出身。BL、乙女小説、ゲームシナリオを中心にジャンルを跨いで幅広く活動中。近刊は、『双囚 ふたりの姫は愛獄に堕とされる』 (KADOKAWAジュエル文庫) など。

「2021年 『フェロモン探偵 花嫁になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

丸木文華の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
中村 明日美子
丸木 文華
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×