不確実・不確定性の数理 (大阪大学新世紀レクチャー)

著者 : 石井博昭 斎藤誠慈 森田浩

• 大阪大学出版会 (2004年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

我々の生活を取り巻くファジイやランダム等の「不
確実・不確定」な事柄を，最新の研究成果により，
科学的に解析する．

感想・レビュー・書評

[kaizenさんの感想 · 2011年9月16日]

不確実・不確定な事象を数理的に分析しようという視点は、永遠に必要だと思います。
しかし、本書は、ファジイという手法で収束します。
これは、一次の流行に流されているような気がします。
なぜ、ファジイという手法だけで、不確実、不確定の問題を扱う枠組みとしてよいのかがわからなかった。

著者プロフィール

大阪大学名誉教授、工学博士。1971年 京都大学工学部卒業、京都大学大学院工学研究科博士課程修了。大阪大学教授、関西学院大学教授などを歴任。

「1995年 『確率統計の数理』 で使われていた紹介文から引用しています。」