市民のための世界史

制作 : 大阪大学歴史教育研究会  伊藤 一馬  猪原 達生  岡田 雅志  後藤 敦史  小林 克則  高木 純一  中村 薫  中村 翼  向 正樹  森本 慶太 
  • 大阪大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872594690

作品紹介・あらすじ

世界史全体を鳥瞰した構図の提示、先端研究と新領域の多彩な記述、固有名詞や年代の羅列を排除、中学・高校の歴史学習との連携、市民が読める教養としての歴史。新しい世界史がはじまる。

感想・レビュー・書評

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  • 「像を結ぶ」「因果関係や背景がわかる」って良いね。

    大阪大学出版会のPR
    http://www.osaka-up.or.jp/books/ISBN978-4-87259-469-0.html

  • 世界史の全体視点を得ることができる本。
    近代について尻切れトンボにならず各国の繋がりが互いに影響を与えていることがよくわかる。
    コラムも充実していて復習に最適。

  • 日本の高度経済成長あたりとか、現代のパートは少し違和感があったが、全体的にはうまく取捨選択されて分かりやすい流れになっていると思う。山川の「もういちど読む」よりもいい気がする。

  • 私は高校で世界史の通史をやらなかったため(単位はちゃんと取りましたよ)、これがもしかしたら世界史の通史としては初体験かもしれない。
    そんな訳で学校教育の世界史がどの様なものかは知らないが、「高校のカリキュラムと違って暗記事項の羅列をしない」という方針の割に、結構その固有名詞必要か?といった用語が太字で出て来たりもする。
    尤も対象読者は高校で世界史をきちんとやってきた大学新入生なので、高校で世界史をやらず、社会に出て暫く経った人間に合わないのは当然なのかもしれないが。

    構成としては教科書のそれではなく一般的な書籍じみた書き方になっているので、教科書を離れた身としては読みやすかったのかもなとは思う。
    ただ、一方で本文中に資料やtipsの様な記述を挿入する書き方も多く、構成上の読みづらさも感じた。

    個人的には特に近代の世界史がありがたかった。
    人として当然知っていないとマズい知識なのに、うっすら全体を把握するのが案外難しいところを(大抵の書籍は何かのトピックに絞ってあり、全体を俯瞰するようなものではない)、よく考えたら初めて触れられた気がする。

    取り敢えず次は高校教科書でも読もうかなと画策。
    山川の詳説世界史Bがいいのかと思っていたが、どうやら調べてみるとこれは受験生向けとしての良さが大きい様な気がしていて、これの巻末で押されている帝国書院の新詳世界史Bというのに惹かれている。
    うん、これは本書とはあまり関係無いな。

  • 一国史的視点を廃し、ヨーロッパ・中国以外の地域の動向が世界史的に非常に重要であると考える近年の研究成果をふんだんに取り入れた、面白い世界史。「古い世界史」のイメージを壊そうと腐心しているさまが伝わってくる。さらに個人名をできるだけ廃し、「歴史は暗記」というイメージを払拭しようという意図がありありと感じられる。そこには、歴史は特定の偉大な個人の動きで決まるのではないという見方が裏打ちされているといえるだろう。果してこの方向性が、どこまで今後主流になるのか。興味深い。

  • 第5章から再開

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