10+1 No.38 特集=建築と書物 読むこと、書くこと、つくること

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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872751277

感想・レビュー・書評

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  • 10+1、絶版になってる号の再版と新号の発行してほしいなー。

  • おしゃべりなクリエイター"建築家"とその言説との親和性が異様に高いことに対する解析本。そしてこの本もまた、その解析内容と同様の構造として書かれているように思う。

    僕としては建築に対する書物の存在についてや、書物に対する建築の存在について、もっと多角的にみてほしかった。論点がどうもズレてる。建築家推薦の必読書や読書術なんかはかーさぶるーたすででもやってくれ。きっとこういった論点のすり替えも建築の発注芸術たる部分をよくあらわしているとこなのだろう。ここで意外にも、題目に忠実であろうとしたのが五十嵐太郎だったのが面白かった。

    とは言っても非常に高水準に書かれている論考集で、論点はすり替えられてても面白さはある。写真家・畠山直哉における自然の無関心についてや、田中浩也の情報と建築に対する整頓の話をはじめ、読み応えがある。廃刊になったのが惜しまれる名シリーズ書籍。

  • 特集が建築と書物読むこと、書くこと、つくること

    隈研吾と五十嵐太郎が建築家と建築書の関係を説いている。


    また、一時停止都市のサーベイ編は面白い。

    建築本のデザインを見ているのは観点が面白い。

  • 「10+1」が休刊してからまだ一年も経ってないんだよなぁ。ずごい昔のような気がする。この号もたかだか3、4年前のものなのにとてもそうは思えない。つくづく、この雑誌は建築業界、少なくとも若い世代とくに建築学生の中で浮いていたんだなと実感する。たとえば、「建築家ほど本をよむ芸術家もいない」と特集対談のなかでかたられている。が、ゼロ年代に建築をはじめた僕の実感としては「建築家(あるいは建築学生)ほど本を読まない芸術家はいない」。このギャップはなんなんだろう。ここ2、3年で著しく状況が変わったのか。あるいは、僕の実感の範囲に優秀な若手建築家がいないだけなのか。悩ましい。

    「10+1」はどの号もそれぞれ含蓄があって面白いが、とりあえずこの号と現代批評を特集した号(何号か忘れた。いつか読み返そう。)はいい。

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プロフィール

1954年 横浜で生まれる。1979年 東京大学工学部建築学科大学院修了 コロンビア大学客員研究員2001年 慶應義塾大学教授2009年 東京大学教授現在 隈研吾建築都市設計事務所、東京大学教授◆主な作品「森舞台/登米町伝統芸能伝承館」「那珂川町馬頭広重美術館」「サントリー美術館」「根津美術館」

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