隈研吾:レクチャー/ダイアローグ

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制作 : メディア・デザイン研究所 
  • INAX出版
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本棚登録 : 46
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872751444

感想・レビュー・書評

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  • 建築家・学者・作家などとの対談集。
    専門家同士で内容はかなり骨のあるものだけど、
    わからない部分ははしょりつつ読んだ。(建築用語とか)
    建築の規模、クライアントの規模、建てる場所、使う技術、使う建材、コンセプトや思想、
    複雑に絡み合いながら、相手(人や物体)と対話しながら、作り上げていくもの。
    ひとつの建物というのにとどまらず、
    周りの景観、街のデザインという大きなものや、
    家族の住み方、在り方にまで影響するのが建築。
    文章で読むだけでもワクワクするものを、
    実際の大きさで、中にいて感じるのは、またいっそうワクワクしたものになるだろう。
    隈さんの建築の本を読むと、あちこち訪ねてみたくなる。
    逆に、知らずいいなあと思った建物が、
    実は隈研吾の手がけたものだった、ということがとても多かったりする。

  • 隈研吾と12人の建築家や社会学者といった知識人との対談と、レクチャーがまとめてある。

    2007年出版でかつ雑誌の対談などがベースになってまとめてあるので対談の話題もなかなかリアルタイムな感じがした。

    都市空間をどう捉えるか、とか、現代社会が孕む問題について、建築や都市設計がどのように寄与していけるのか、ということを考えるよい契機になったと思う。

    一番好きだったのは藤森照信の章。話のテンポがよく対談もリズミカルな様子が出ている。藤森氏曰く、隈研吾のすごさというのは、プラスチックといった近代が生み出した材料を建築物に用いるという先駆的なことをやっているところにあるそうだ。構造をどうするか、プランをどうするかということと等価に、仕上げをどうするかも重要な要素なので細心の注意を払い、さらに試行錯誤していく必要があるのだろうと思う。

    仕事を楽しんでやっている感が伝わってきて、やっぱりそういう人はいいなあと思う。

  • 個人的に気になっていた、表層と建築という関係。
    それを少し解明してくれた。

    表に出ている部分が構造と関係ないとよくない、と周りの友達が言う。
    本当にそうだろうか。
    ぜひ建築学科の人によんで感想を聞きたいな。
    (特に藤森照信さんとの対話)

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著者プロフィール

建築家。1954 年生。東京大学建築学科大学院修了。1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。現在、東京大学教授。日本、ヨーロッパ、アメリカ合衆国や、中国をはじめとするアジアの各国で100 件前後のプロジェクトが進行している。2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会のメインスタジアムとなる新国立競技場の設計にも携わる。

「2019年 『和而不同』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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