著書解題 ―― 内藤廣対談集2 ((LIXIL出版))

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制作 : 株式会社森戸アソシエイツ 
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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872751628

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  • 「建築は時代を画すが、本は時代を作るのだ。本は次の時代を容易する。読者に共感をもたらし、その後にできてくる建築への理解を促す。的確にそのことを成し遂げた本のことを、時代を作った本と呼びたい。」

    「50年前の思考に手を伸ばすことは、50年後を視野に入れることと同じだ。」

    プロローグと帯に記された上記の文章のとおり、内藤廣がなんかしら思考的にも設計姿勢的にも影響を受けた建築の名著11冊の著者、それもさすがそうそうたる面々との対談が収められている。

    知らないだけかもしれないけど最近の建築家でここに収められている建築思想本みたいなものを書いた人いるんかな、思い当たらない。

  • 請求記号: 520.4||N||2
    資料ID: 91113558
    配架場所: 工大選書フェア

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著者プロフィール

1950年神奈川県横浜市生まれ。建築家。1974年、早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院理工学研究科にて吉阪隆正に師事。修士課程修了後、フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所、菊竹清訓建築設計事務所を経て1981年、内藤廣建築設計事務所設立。2001年、東京大学大学院工学系研究科社会基盤学助教授、2002-11年、同大学教授、2007-09年、グッドデザイン賞審査委員長、2010-11年、東京大学副学長。2011年、東京大学名誉教授。建築作品に海の博物館(日本建築学会賞、吉田五十八賞、芸術選奨文部大臣新人賞)、安曇野ちひろ美術館、牧野富太郎記念館(村野藤吾賞、毎日芸術賞)、倫理研究所 富士高原研修所、島根県芸術文化センター、虎屋京都店、静岡県草薙総合運動場体育館、富山県美術館、高田松原津波復興祈念公園 国営追悼・祈念施設(芸術選奨文部科学大臣賞)、東京メトロ銀座線渋谷駅など。著書『素形の建築』『構造デザイン講義』『環境デザイン講義』『内藤廣と若者たち』『内藤廣の頭と手』『形態デザイン講義』『内藤廣の建築1』『内藤廣の建築2』『内藤廣設計図面集』『空間のちから』ほか。

「2021年 『建築の難問 新しい凡庸さのために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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