HOME (アイスノベルズ)

著者 :
制作 : 藤田 貴美 
  • オークラ出版
3.57
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本棚登録 : 155
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872787528

感想・レビュー・書評

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  • 二人でどんどんダメになっていっしょに堕落していく様が凄かった。BL界の人間失格だった。

  •  HOME1好きです。
    直己君が可愛い。

     HOME2では直己君がどう感じているのか解らなくて、感情を嘔吐した時は胸が苦しくなりました。

    落ちが一瞬理解できなかったです。
    想像の斜め上行ってました。

    お互いが自分を生け贄にして、相手を道連れにしてでも連れて行こうとする執念が好きです。

    新装版には書き下ろしがあるらしいから買い直したいです。

  • 全くもって明るくない話です。(笑)
    篤と直己、どちらも性格にも行動にも難ありだし、自覚のない分状況はもつれるばかりです。前半、後半、それぞれやるせない終わり方をしますが、後半の最後には篤の覚悟が伺えて、この二人なりの幸せに向かっていけるのかもしれないというわずかな希望が見えて、初めてホッとしました。
    まあ、読んで見てほしいです。

  • 初めて、木原作品を手に取りました。
    く、暗い...
    最後に「灰色本」とおっしゃってましたが
    かなり黒に近い灰色ですね...

    BL!と思って読んだら駄目でした。
    何故 交通事故に遭う。
    ここまで悲惨な結果にする必要があるのか。
    それで 整形って...病むにも程がある。
    納得出来ない事が多く
    自分には合いませんでした。

    あー、でも 立原はいい奴!
    てっきり 当て馬にでもされるのかと思いきや
    最後まで友人想いのいい奴でした。

  • えぇっと……この作品を一言で表すならば、
    『すれ違いがすれ違いを生んで、とんでもないホラーに変貌した』
    って感じですかね。もう色々と衝撃的すぎて、せつないのレベルをとっくに
    通り越して失神レベルです。

    受の篤は双子の弟に常からコンプレックスを感じ、人の愛情に飢えた人間
    攻の直己も、実の親から愛されず、一心に誰かの愛を求める人間

    表題作のHOMEは、思いが通じ合ってラブラブ甘々なシーンがある分、
    なんだか胸がほっこり温まって、となっていたので、書き下ろしの
    鬼展開に速攻で鬱になります。
    その鬱っぷりが容赦なさ過ぎて、そこまで書くかって勢いでリアルで、
    読むのが本当に辛すぎるような話なんですが、本を閉じる気にはなれない
    のが凄いところ。『読ませる』力が半端ない作家さんです。

    タイトルの『HOME』の意味を考えたとき、そこに『ふたりだけの世界』
    という暗喩があるんのではないかと思いました。閉塞された世界。
    苦しいまでの、狂おしいほどの、愛のお話です。

  • 木原ショック2作目。読後感は「これBLじゃねぇよ…。ホラーだよ…」ラスト怖ぇー。しかしその怖さがやみつきになりました。

  • ずしりと重い。ともかく重い。けど、この上なく木原先生っぽい作品。

  • 先に読後感が悪いと聞いていたので、それなりに心して読みました。最初はそれなりに納得したのですが、後で思い返すと色々と釈然としないものが出てきて、確かに思うところが出て来る作品です。いくらでもハッピーエンドになれるはずの二人だったのに……何だかやるせないですね。(2008.10.09読了)

  • 購入済み、未読。

  • 双子の弟×引き取って育てた義理の甥

    相変わらず木原作品の痛さが際だつ作品です。
    読後にどうにも釈然としない思いがただよいますが
    それでも、わからなくはないと言った感じが
    嵌るんですね…(苦笑)

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著者プロフィール

木原音瀬 (このはら・なりせ)
高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』など多数。

「2018年 『罪の名前』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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