どろぼうの神さま

制作 : Cornelia Funke  細井 直子 
  • WAVE出版
3.67
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本棚登録 : 1516
レビュー : 229
  • Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872901177

感想・レビュー・書評

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  • 荒川図書館図書館員の太鼓ボンで興味。

  • ベネツィアの風景が終始美しかった。
    物語は温かな着地点を見せて、読後もほんのりと幸せな空気が漂っていた。

  • 児童書とはいえ、ほぼ500ページ。読みたいなぁと思いつつ積ん読状態だった。表紙の絵にも惹かれていたので、意を決してページをめくる。
    最初の100ページまでは、そこまでかな?という感じだったが、そこから先がグイグイきた。
    最後の最後は自分的には、ちょっと的が外れというか物足りなさを感じなくもなかったが、その先は読者の想像に任せようということなのかな。

    親のない子ども達が、「どろぼうの神さま」が見つけた隠れ家で助け合って暮らしている…というのがメインにあるのだが、全く悲壮感はなく、誰もが子ども時代に一度は憧れる子どもだけで生活するワクワクするような感じだけがある。
    登場する大人たちの個性も豊かで、飽きさせない。
    また、一章一章が短いので、キリのいいところでとりあえず本を置けるのがありがたかった。

  • プロスパーとボーの兄弟は、おばさん夫婦から逃げるためにベネツィアへやってきた。そこで知り合った孤児たちと共に生活を送る。孤児たちは、『どろぼうの神さま』と呼ばれる少年が盗んできた金品を売り生活をしていた。ある日、『どろぼうの神さま』に依頼が来た。それは、ある家にあるものを盗んできてほしいというものだった。
    一方、探偵のヴィクトールはプロスパー兄弟のおばさん夫婦から2人を探すように依頼をされたのだった。



    最初のプロローグ的なものに、『大人は子供の頃に戻りたがる。子供の頃は早く大人になりたがっていたのに』みたいなことが書かれている。確かに、早く自由になりたくて大人になりたかったけど、大人になった今は子供の頃に戻りたいなぁとか思ってしまう。


    あとスキピオは、廃墟となった映画館で暮らしているプロスパーたちが羨ましかったのかなと思った。誰かに必要とされていることが、きっとスキピオにとってはすごく楽しかったんだろうな。まぁ、ちょっと傲慢な態度もあったけど。


    どうしても大人だから、大人の目線で読んでしまった。子供の頃に読んでいたら、どんな気持ちだったんだろう。そして、あの子供たちの行く末が心配になった。


    2017.2.19 読了

  • とても面白かった~!子供たちの気持ちがどんどん心の中に入ってきて、不安になったり、嬉しくなったり。やっぱり子供は子供で、子供としてゆっくり成長することに意味があるよね、と改めて思った。

  • 児童文学なんだけど、
    結構面白く読めたー!

  • 途中までわくわくしながら読んでたけど最後がなあ…ってかんじ

  • ヴェネツィアに行くのでその前に読みました。
    スキピオがとにかく好きだなあ。最後のスキピオの選択に大人ながらいいなあと思いました。少なくとも彼が前の豪邸暮らしよりずっと幸せにしているのならそれでいいのです。
    プロスパーの弟を思う気持ちや、スキピオとプロスパーの冒険なども月の都を舞台に美しく感じました。面白かったです。

  • 494pages!! なんて思えないほどにページが進む。ヴェネツィアの風景と彼らがどんなシチュエーションにいるか、見事に想像することができた。ラストは読んでいくうちに何となく予想出来てしまうけど、結末に読み終えた達成感はたまらない。

  • 後半になって突然ファンタジーとは驚いた。とはいえ、こういう生き生きした物語は好きだ。落としどころが意外すぎてびっくりしたけど。

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著者プロフィール

1958年ドイツの西部、ヴェストファーレン州の町ドルステンに生まれる。ハンブルク大学で教育学を修め、卒業後、教育者としての仕事のかたわら、専門大学で本のイラストレーションを学ぶ。当初は子どもの本のイラストレーターとして出発。28 歳の時からは自分で文章も書くようになり、
以後フリーのイラストレーター、作家として活躍している。ドイツでもっとも著名な児童文学作家の一人であり、ウィーン児童文学賞、チューリヒ児童文学賞などこれまでに数多くの児童文学賞を受賞している。
著書に『どろぼうの神さま』『竜の騎士』『魔法の声』『魔法の文字』『魔法の言葉』『鏡の世界』(WAVE出版)などがある。

「2016年 『ゴーストの騎士』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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