物語のおやつ

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  • WAVE出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872901672

感想・レビュー・書評

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  • 子どもの時は大好きな本を繰り返し繰り返し読んだもので、この本に載っているような定番児童文学だったら、目の前にページを開いてるみたいに内容を思い出せる。
    引用されてる本のラインナップはいささか食傷気味になるくらいの、ド定番。でも読んじゃうのですよね、豚のしっぽも木いちご水もクリスマスプディングもオートミールのおかゆも、いつまでたっても憧れだから。

    紹介されてる本は以下のとおり。
    ぐりとぐら、メアリーポピンズ、大どろぼうホッツェンプロッツ、赤毛のアンシリーズ、あしながおじさん、ロッタちゃんのひっこし、鏡の国のアリス、若草物語、さむがりやのサンタ、スプーンおばさん、エーミールと探偵たち、小公女、ピーターラビット、大草原の小さな家。ほらね、ド定番!

  • 『ぐりとぐら』の巨大かすてらから始まって,『赤毛のアン』のいちご水,『大どろぼうホッシェンプロッツ』のプラムケーキなど,幼い頃おおいに憧れた「物語のおやつ」たちのレシピや,それらにまつわるエッセイ。

    想像していたものよりおいしそうなものもあれば,ちょっとがっかり,というものまで様々。

  • ちいさな頃に読んだ絵本に出てきた美味しそうなお菓子、そのページだけ何度も開いた記憶があります。そんなお菓子のレシピが書かれた本です。(『ぐりとぐら』のカステラや『鏡の国のアリス』のバターつきパンのプディング、『あしながおじさん』のレモンゼリーなど)

著者プロフィール

島根県出雲市生まれ、筑波大学卒。『巨食症の明けない夜明け』(集英社)ですばる文学賞、評伝小説『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』(光文社文庫)で新田次郎文学賞。著作はイタリア、中国、韓国で翻訳出版される。『赤毛のアン』シリーズ(文春文庫)の日本初の全文訳を手がけ、作中の英米詩、シェイクスピア劇、聖書など数百項目を訳註で解説。金子みすゞの弟で脚本家の上山雅輔の日記と回想録を読解して小説『みすゞと雅輔』(新潮文庫)を発表。著書に幕末小説『島燃ゆ 隠岐騒動』(光文社文庫)、『英語で楽しむ赤毛のアン』(ジャパンタイムズ)など。趣味は編み物、洋裁、「すてきにハンドメイド」鑑賞。

「2021年 『金子みすゞ詩集 2022年1月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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