- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872902402
感想・レビュー・書評
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『『資本論』も読む』。『資本論』は読まない。
まだまだ途中。たま〜に面白いところがある。
マルクスがディオニソス的なのかどうかは、まだ分からない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
劇作家・宮沢章夫が、あの「資本論」を読みながら悪戦苦闘しながらも、その文章の味わい深い書きっぷりにずぶずぶとはまりこんでいく様を綴った、ドキュメンタリー。ちなみに3年分の連載が一冊にまとめられていて、ようやく第一巻が終わったようです。この本はマルクスの入門本ではありません。
とはいえ、随所に宮沢氏ならではの視点でマルクスが凝縮されています。
「商品の命がけの飛躍」…過酷な市場に放り込まれてこそ(つまりアウェーで闘ってこそ)、商品は商品として輝きを見せるということ。「働き者」…労働力が商品だとすると、「良い商品」という意味と理解される切なさ。
資本論のいい所取りしようと思って読み始めた私でしたが、そんな私の姿勢が恥ずかしくなります。とは言え、引用文を理解しようとしただけで何度も挫折してしまった私。宮沢氏に寄り添って、私も読み終えることができるのかどうかは、不明です。
ところで、リンネルって、何ですか??
2006.04.09-2007.10.15 -
2005 結局読み終わってねー
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2006/05/08
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マルクスの「資本論」を今この時代に読み直してみた宮沢氏の、悪戦苦闘ぶりを綴った読書ログ。固いだけで終わりそうな題材も、曖昧で心地よい停滞感で包み込んでしまうところが宮沢流。このまわりくどさとボリュームは癖になる。
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いつの日にか……を受けて買いました。現在読書中。