- Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872902822
作品紹介・あらすじ
少女メギーの父モーは、物語の登場人物をこの世へ呼び出す魔法の声を持っていた。9年前、その声に呼びだされてしまった登場人物と引き替えに、母親が物語の世界に消えてしまったのだ。物語から飛び出た悪者に、父と叔母とともに連れ去られたメギーは、悪と立ち向かうはめに。名作冒険小説がたくさん出てくる「物語」をめぐる冒険ファンタジー。
感想・レビュー・書評
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細かく章立てされて、次々にストーリーが展開して、ワクワクしながら一気に読めた。児童文学だが、都合の良すぎる展開はなく、むしろ、終始一貫してシリアスな状況が続く…。本への愛に満ちていて、本好きには共感できる箇所が多いと思う。物語って、言葉って、文字って素晴らしいと再確認できる物語。これから続編を読むのも楽しみ!!
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まぁまぁおもしろかった。読み続けようと思うまで半分以上かかったかな。
ブクログのオススメで読んでみた。 -
メギーが気が付くと庭に誰かかが立っていた。この夜の雨の中、泥棒じゃないかしら?メギーはそう思い、父親にそういうと、あれは泥棒じゃない、私に用があるのだ、といってその男に会いに出た。やあホコリ指!、そう父親は言った。その時からメギーは本の不思議な世界へ誘われた。600ページを超える厚いい本だが、細かく章立てされているし、なんといっても、次はどうなるのかとお話に入り込んでしまうので、それほど時間がかからずに読んでしまった。大人でも面白かった。魔法の声、魔法の文字、魔法の言葉の三部作の第一作。
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僕はあまり本を読むことがありませんでした。その時の僕は20pから30pで飽きていました。ですがこの本を読んだとき違いました。飽きるどころか「読みたい!」「続きが読みたい!」という暇さえあればその本を読んでいました。この本に出合えてよかったです。
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朗読と声
物語の世界 -
読んだことをすっかり忘れていての再読。
物語の中に入れたら…。
物語の登場人物がここにいたら…。
本好きなら考えたことがありそうなことを、こんな形で作品にまとめあげる筆力に感嘆。
久々に読み返して、主人公の女の子が割とおバカさんだなと気付いた。
本が好きで色々と読んでいれば、もう少し慎重にも思慮深くもなりそうなものだが。
12にしては、聞き分けが無さすぎるというか思慮に欠けるというか…。 -
映画が好きで(ほこり指のポール・ベタニー がいいのだ)、英語版を読んだ。和訳されていたとは!
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ファンタジー小説と思って読んでいたが、ファンタジーというよりもサスペンスのジャンルに入るのではないかと思う。現実を舞台にしているので、思ったよりも小さくまとまってしまって、期待を越えなかった。
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少女メギーの父モーは、物語の登場人物をこの世へ呼び出す魔法の声を持っていた。9年前、その声に呼びだされてしまった登場人物と引き替えに、母親が物語の世界に消えてしまったのだ。物語から飛び出た悪者に、父と叔母とともに連れ去られたメギーは、悪と立ち向かうはめに。名作冒険小説がたくさん出てくる「物語」をめぐる冒険ファンタジー。
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ン~まあまあ