なぜ、改革は必ず失敗するのか-自治体の「経営」を診断する

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  • WAVE出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872903324

感想・レビュー・書評

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  • この人の下で働いた当時の市職員は大変だっただろうな。
    タイトルの改革が失敗する理由には納得。
    あと建設業依存の社会構造の問題点の解決策として神社巡りは弱い。

  • 【MM239 mylibrary マイライブラリ・アウォード!2008 2009/1/21】


    《次点1》『なぜ、改革は必ず失敗するのか~自治体の「経営」を診断する』(木下敏之著、WAVE出版、2008年)
         http://tinyurl.com/54v82t

     (コメント)著者は改革派市長としても名の知れた前佐賀市長。首長経験者の著書も増えてきました。やはり実務を通して見た経験は有益なものです。ちなみに、現在破綻した夕張市において医療活動を行う法人の支援を行っております。確かメルマガの読者数に応じて広告収入が増えるという仕組みをとっています。興味のあるかたは登録してみてください。


      参考:『生活者起点の行政革命』http://tinyurl.com/bafz6 →マイライブラリ・アウォード!2005【第5位】
                                   【MM091】マイライブラリで紹介。
         『市町村崩壊』http://tinyurl.com/8qqym →マイライブラリ・アウォード!2005【第10位】
         木下敏之行政経営研究所 http://www.kinoshita-toshiyuki.net/
         医療法人財団夕張希望の杜 http://www.kibounomori.jp/

  • 著者は元佐賀市長であり6年半改革に取り組んだ。読むと示唆に富む部分もあるし、市と町村では条件が違うなと思う事も多々ある。著者は最後に落選する事になったが、市民の理解を得られなかったのは何故か?木下市政の事を外部から評価した本も読みたいものである。

  •  元国の役人で佐賀市長になった著者の市長時代の改革や考えなどが書かれた本。
     様々な改革をしているが、現場の職員からは自分の所管の事業をなくすとか定数を減らすということなどはなかなか出て来ないと思うので、かなりの部分をトップダウンでやってきたのではないかと思う。職員は大変だったと思うが・・・
     3年前の発行と情報は少し古いものもあるが、大変読みやすい本であった。

  • 20100923

  • 佐賀市

  • 前著「日本を二流IT国家にしないための十四ヵ条」に続いての作品。
    電子政府・自治体について考える,ITエンジニアの視点から読ませていただいた。
    著者の文章は,前作同様で読みやすく,また問題点が明確に記されているので,非常に勉強になった。
    また,問題点の指摘だけではなく,解決策も示されているので,その点も良。
    理系の自分には,文系の視点が欠けているため,その部分を補うという意味で,大変に良書であると思う。


  •  評価はいろいろあるとも思うのですが、
    切り口として、「十分にあり」だと思います。

     後半の記述について、
    もうちょっと話を聞いてみたいと思います。

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著者プロフィール

福岡市南区在住。福岡大学経済学部教授。
担当科目:九州経済論、起業戦略論。

【ブログ】
木下敏之の「九州経済論」

【学歴】
東京大学法学部卒業
ラ・サール中学・高等学校卒業

【メディア出演】
KBC「アサデス。ラジオ」木曜日コメンテーター
TNC「記者のチカラ」コメンテーター

【経歴】
1984年 農林水産省入省
1993年 環境庁水質保全局水質管理課
1999年 佐賀市市長に全国の県庁所在地の市長の中で最年少の39歳で初当選
2003年 佐賀市長再選
2012年 福岡大学経済学部産業経済学科教授に就任

「2022年 『データが示す福岡市の不都合な真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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