世界一の庭師の仕事術 ‾路上花屋から世界ナンバーワンへ‾

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  • WAVE出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872903966

感想・レビュー・書評

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  • 著者は大学卒業後路上の花屋からスタートし、一念発起して、イギリスの権威あるコンテスト「チェルシーフラワーショー」でゴールドメダルを受賞した。本書は、その成功までの道のりを自ら語った物語である。

    2つの視点から本書を分析してみた。

    ①成功の要因と②失敗した要因である。

    まず①であるが、これは間違いなく「目の前のお客さんを喜ばせ続けた」ことに他ならない。感動を与えるとお客さんが営業マンになってくれると語っているがまさにそうである。

    ②については、社長業に専念するようになり①ができなくなったこと、金を手にした事で考え方が「結果的に」横柄になり、目の前の顧客から離れてしまったことが大きいように思う。

    よって本書から学べる最大の教訓は、「奢れるものは久しからず」ということになるが、
    常に成功する人は、自らの強みを活かし続けながら、不断の原点回帰をする人であることを示唆してくれる。

    また、思い立ったら即行動に移すその行動力には舌を巻くほかない。

    見たいと思ったら見に行く。
    会いたいと思ったら会いに行く。

    素早い行動の積み重ねは、ある時大きな飛躍に繋がることを著者は教えてくれる。

  • <閲覧スタッフより>
    路上販売で始めた花屋が成功し長崎一の花屋となるが、全国展開に失敗し多額の借金を背負うことに。どんな苦しい状況でもあきらめずに前に進み続けた著者が、世界一の庭師へとなるまでが綴られています。夢を追いかけている人におすすめです。
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    所在記号:629||イシ
    資料番号:10218881
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  • 誰とでも打ち解けられる人柄に尊敬する同期からの紹介本。可能性はできるだけおっきくもつ、そのためにがむしゃらにやってみれば、道は開けるよ!という本。「裸でも生きる」(山口絵里子さん著)に近い勇気が湧く本!

    【人が動くとき】
    4億円の借金の返済中であっても、5千万の借金を追加をしてでも動かずには入れなかった理由は、「命を懸けてでも挑んでみたい」という気持ち。
    →「私は●●に殉じることができます」、というときこそ、人のタガが外れるときではないか?
    そのとき、「お金」のためという気持ちも消える。だから、AIで一喜一憂する必要ないでしょ?暮らしに不満足がなければ気にしなくていんじゃない?

    【年齢の意味】
    「若かったから、できたこと」と人は言うが、若さは自分が決める。
    →私は30歳を前に、人よりも早く成長したい、と変な焦燥感があった。が、そんなに重要ではないのかも。年齢を重ねているから伸びしろがないとか、可能性が小さくなる、というのはその人のやる気次第。

    【毎日の仕事が…】
    毎日、鼻を売り続けているうちに、「花を飾る習慣」と「花を人にプレゼントする習慣」が長崎の町に広がっていったようです。そして、市民の花の消費量は日本一になりました。
    →私の毎日の仕事によって、会社が日本一の学びを提供したい。

    【熱くなれないなら】
    自分を持て余しているなら、全力で動いてみることです。あれこれ思いつくものすべてに手を出して、やってみる。きっと、モノにならなかったものがうずたかく積まれる。けれど、その中には次に続く何かが1つ、2つと残るはずです。失敗してもゲームセットにならないものであれば、必ず立ち上がれます。
    →現状を変えられそうなものは、全てやりきる。ちょっと失敗しても、めげずに食らいついてみる(←ここ弱いところ)。

    【地球規模の夢】
    大きな夢は、最初に人にいうときにはドキドキするものです。それでも2回、3回と言ううちに、「ボクにしかできないだろう」って思うようになる。夢は語ることです。言い続ければ、必ず近いことところには行けます。
    また、夢以上には自分はなれないことも重要です。描いた夢が私利私欲ではなく、心から「世の中が必要としている」と思える夢なら、可能性は必ずあります。
    →講師を務め、ビジネスリーダーの育成というのは私の夢か?高校生・大学生が何も目的をもつことなく、他の規範に縛られて道を選んだあげくに、なかなか逆転が利かない教育を変えたい!

    【みんなの驚く顔が発想の源】
    →メンバーがこのチームで働けて良かったな、とか、出会った受講生がこの場と出会えて良かったな、と思ってもらえる場を創れる人になりたい。これは私の夢に直結はしないかもしれないが、これから社会の中で生きる人間としての「基礎科目」だと思って取り組む価値はあるだろう。

  • 数年前にNHKで見た、英国の国際ガーデニングショー「チェルシー・フラワーショー」に興味を持ち、エピソードを知りたくて読んでみましたが記述はは少なめ。著者の下積み時代〜過去の成功と失敗、そして失敗からの成功といったこれまでの人生が綴られています。職業としての「花屋さん」に興味のある方にはオススメなのかな。
    チェルシーフラワーショーについては、他の書籍を当たって見ますか…。このコンテストで著者石原和幸氏や他国参加者の作り出す庭はすごいですよ。私の語彙力では何も伝えられそうにありませんが、「庭?!」ってなります、とだけ書いておきます。

  • 仕事について深く考えさせられると共に、熱い気持ちを思い出させてくれる名著。バイブルの一つ。

    <メモ>
    ・必死になっていないから可能性が眠ったままになっている。
    ・まず、これをやるぞ!と決めること。あとは自分で扉をノックして、チャンスをつかみ、必死で行動する。
    ・状況が悪ければ悪いほど、自分に力つく。そのときもてるものを全て駆使し、状況を突破する。そこから自分のオリジナルが生まれる。
    ・花を売らずに夢をうる。ものではなく、想いでをうる。心に刻まれるような仕事を。
    ・大きく見せようとすることと、大きな人間になることはまるで別物。一度目標を達成したときの自分を超えるには、自分の熱くなれることを見失わず、そこからそれずに積み上げていくしかない。作者の場合はお客さんの喜ぶ笑顔。
    ・全力で動いてみること。思いつくものすべてに手を出して、やってみる。ほとんどは何も役に立たないが、その中に次に続く何かが見つかるはず。現状維持のままじっとしていても、残酷なまでに時間は流れていく。一つや二つの失敗にめげることなかれ。失敗からしか学べないこともある。やるからには精いっぱいやること。
    ・可能かどうかにこだわっていては、これはというものはできない。自分の限界に挑み続ける。できるかどうかわからないぎりぎりにチャレンジすることで、限界水準は必ず引きあがる。

  • 著者はチェルシー・フラワーショーという世界一の庭師を決めるコンテストで史上初、三年連続ゴールドメダルを獲得した人物です。花とは無縁の職業に就いたけれど、ふとしたことがきっかけで花の魅力にとりつかれ、小さな路上花屋を開きます。庭の仕事を始めたのは四十歳を過ぎてから。こんな生き方もあるのだなぁ、と驚かされます。

  • アツい花屋兼庭師さんのサクセスストーリー。ドラマチックで、ページをめくる手が止まらなかった。

    人に喜んでもらうって、すばらしいなと。当たり前のことだけど再認いたしました!!

  • とても参考になりました。

  • 気持ちはわかる。
    真似はしきらん。
    そんな繰り返し。

  • 英国の国際ガーデニングショー「チェルシー・フラワーショー」で、史上初となる3年連続ゴールドメダルを受賞した著者。

    とにかく考え抜くことと、それと同じくらい行動重視。
    悩み考えることに偏りがちな自分には、刺激になる本でした。

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プロフィール

石原和幸【東京歯科大学教授】

「2018年 『口腔微生物学 第6版 感染と免疫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石原和幸の作品

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