お金の大事な話~「稼ぐX貯まるX増える」のヒミツ~

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  • WAVE出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872904468

作品紹介・あらすじ

知識よりも、テクニックよりも、あるコツをつかむこと。500円で人生が変わる、「はっ」とするツボ満載。

感想・レビュー・書評

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  • 【感想】
    「お金の話」というよりは「投資の話」だと思う。
    必要なのは、「やるかやらないか」という挑戦と、「現状から変わろう」と強く思う気持ち。
    確かに挑戦とモチベーションなしでの成功なんて、あり得ないだろう。
    また、投資ではなく「時間のレバレッジ」という概念も非常に大切だと思う。
    外注できるものは、費用対効果を考えた上で、コストを払ってでも外注した方がイイに決まっている。

    うーん・・・
    この本の内容だけだと著者が簡単に成功したことしか書いていなくて、少しリアルじゃないなと思ってしまった。
    不動産投資は確かに手軽で堅実だとは思うけれど、長期的な投資になるのでその分リスクは高いと個人的には思うからなぁ。
    昔やっていた投資物件は見事な収益だったけど。
    諸説あるが、やっぱりこれからの時代、不動産は厳しいのではないかなーと思ってしまう。

    まぁ、なんにしても、やってみないと始まらないというのは強く共感。


    【内容まとめ】
    1.「教えられたいという心があれば、教えはどこにでもある。本気で学びたいと思っている人は、遊びからでも子どもからでも学ぶ事ができる。」
    「自分の才能は、自分でチャレンジして発見していくものだ。何もしようとしないのは1番愚かなことだ。」
    「自分が変わらないと、何も変わらないよ」

    2.モチベーションのない人は、何をしても成功しないよ。
    動機を持ち続けることは大変だけど、動機を見失っちゃいけない。

    3.ビジネスにおいても結局は人である。
    物でも情報でも一番買いたい人から買うものだ。
    売る立場になったら、「この人から買いたい」と思わせる相手に自分がならないといけない。

    セールスのコツは、「よく相手を知ること」「相手から信頼されること」

    4.資産と負債の違い
    お金を産むものが資産で、うまないもの(車、ブランド品など)が負債。
    ビジネスや投資で成功している人たちは、お金を生まない贅沢品を買い漁ったり、自分を飾ったりする事は後回しにする。
    働いて得たお金は出来るだけ貯めて、それを元手に「資産」を買い、その利益で贅沢品を購入する。
    そういう流れを作れば、自然とお金持ちになる。

    5.お金以上にレバレッジをかけることができるもの、それは知識と時間さ。
    人生の成功者は必ず知識と時間にレバレッジをかけている。
    知識のレバレッジとは、他の人の知識を活用することだよ。




    【引用】
    p41
    星さんの言葉
    「人をうらやむのは心の病気。昔は、うらやむは心病む(うらやむ)と書いていた。」

    「教えられたいという心があれば、教えはどこにでもある。本気で学びたいと思っている人は、遊びからでも子どもからでも学ぶ事ができる。」

    「自分の才能は、自分でチャレンジして発見していくものだ。何もしようとしないのは1番愚かなことだ。」

    「悔し涙の中から立ち上がる。その性根が人生には必要なんだ!」

    「自分が変わらないと、何も変わらないよ」


    p46
    自分のビジネスを成功させてお金を稼いでいる人ほど、半端じゃない努力をしているよ。
    普通の人と同じようにやっていたら、成功は覚束ない。楽してお金儲けはできないよ。
    見えないところで、人の10倍20倍は努力をしているんだ。

    でも、他人から見ると、今の優雅な生活だけが目に入る。過去や陰の努力なんて見えないからね。


    p52
    モチベーションのない人は、何をしても成功しないよ。
    動機を持ち続けることは大変だけど、動機を見失っちゃいけない。


    p54
    「お金持ちはお金のために自分を働かせるのではなく、自分のためにお金を働かせるんだよ。」
    自分が働かなくてもお金が入ってくるシステム。その仕組み作りをすること。


    p62
    ビジネスにおいても結局は人である。
    物でも情報でも一番買いたい人から買うものだ。
    売る立場になったら、「この人から買いたい」と思わせる相手に自分がならないといけない。

    セールスのコツは、
    「よく相手を知ること」
    「相手から信頼されること」


    p64
    「死は、いつやって来るか分からない」
    「チャレンジしたい。チャレンジして失敗しても、行動自体に価値があるじゃないか」
    自分で一歩を踏み出さない限り、物事は始まらない事はわかっていた。
    踏み出した足を怪我する事もあるが、それでも踏み出さないと何も始まらない!


    p76
    能力があり、「できる人」を見ると、その相手をライバル視してしまう人が多い。
    しかし優れた経営者は、その人がいくらで働いてくれるか、その人から何かを得ようという発想をする。
    そうする事が結局お互いのメリットになる。


    p102
    ・貯金なくして投資なく、利殖なし
    収入の4分の1を貯金する。
    作れない、出来ないという人は、その時点でもう資産作りを諦めてしまっている。
    作れない、出来ないと言う前に、作る方法やこうすれば出来るのでは?という方法を考えるべきなのに。

    できないのは「考える習慣」が身についていないか、元々真剣に資産を増やそうとする意志・意欲がないから。


    p106
    ・資産と負債の違い
    お金を産むものが資産で、うまないもの(車、ブランド品など)が負債。
    ビジネスや投資で成功している人たちは、お金を生まない贅沢品を買い漁ったり、自分を飾ったりする事は後回しにする。

    労働収入から贅沢品を買う事はしない。
    労働収入は生活費に回す。
    不労所得の1割を自分へのご褒美に使う事にして、そこから贅沢品を買う。
    もし贅沢品を買いたい時は、まず利益を得る資産を買う事!

    働いて得たお金は出来るだけ貯めて、それを元手に「資産」を買い、その利益で贅沢品を購入する。
    そういう流れを作れば、自然とお金持ちになる。


    p108
    ・キャッシュフロー
    キャッシュ=現金、フロー=流れ
    簡単に言うと「現金の収支」と「お金の出入り」のこと。
    会社の本当の状態を把握するには、会社の現金の流れに注目すること!


    p116
    ・仕事を通じてどれだけ学べるか
    仕事はお金を得るための手段とだけ考えていてはいけない。
    仕事では給与以外に無限の知識や経験を得る事ができる。
    その知識と経験を活かして、さらに仕事を選んでいけば、経験に見合うもっと大きな収入を得ることが出来る!


    p132
    ・ROI...Return on Investment「投資利益率」
    →自分の出したお金に対してどのくらいのリターンがあったかを表す数値。

    年間の収入÷購入時の資金×100


    p150
    お金以上にレバレッジをかけることができるもの。
    それは知識と時間さ。
    人生の成功者は必ず知識と時間にレバレッジをかけている。
    知識のレバレッジとは、他の人の知識を活用することだよ。


    p163
    知識も必要なものには違いないが、それよりも投資家に必要なのは発想や考え方なのだ。
    そういった、人に頼れない部分をまず養っていくべきだ。

    ・まずは自分に投資しよう
    学ぶ事から始め、そして知識として蓄えていたものが磨かれ、知恵がつき、目も養われて、さらに次の学びへとつながる。


    p171
    ・できる理由を探そう
    「できない」という言葉を使うと、できない理由を探してしまう。
    「何とかすればできるかも!」と考えるクセをつければ、自ずとできる理由を探し始めるものだ。

    今、何をやるかを考えて、実現するためのプランをもてる人が、成功への第一歩を踏み出せる!


    p181
    ・知識、時間、お金にレバレッジをかけよう!
    自分の頭脳だけに頼らないのが賢明。
    専門的な知識はお金を払ってでも得た方がいい!

  • お金を増やす能力は運動神経と同じもの。

    小さな失敗を繰り返し、試行錯誤を繰り返しながら、少しづつコツをつかんでいくもの。

    抜粋

  • 僕は好きです。 考え方を変えるってのは納得です。周りのスーパーリッチにも共通してます。

  • 泉正人さんの本は分かりやすくて読みやすい。
    お金についての知識がなく、あんぽんたんだった私が少しだけ変われたのは泉さんの本のおかげです。

  • もっと若いうちに読むべきでした・・・。
    とはいえ、今更遅いということもないでしょう。
    不動産投資は勇気が出ず食わず嫌いでしたが、背中を押してくれたかも。
    著者のセミナーに行ってみようかな。

  • どちらかというと筆者の自伝的な本。 「勉強は高くつく」ではなくて、勉強しないほうが結果的にお金を失う、つまり高くつくというのは確かにそうなのではないかと思う。 投資することに関しての記載で印象的だったのは、「リスクを洗い出して対策を講じれば、怖さは減る」というところ。 最大のリスクは「何がリスクなのか見えていない」ということだと思う。

  • お金に弱いため、読んでみた。

    お金を生まないものが負債。車や家は負債になるので、ローンを組んで買うものじゃないと。(売るつもりの家や家賃収入を得られる物件は別)お金を生むものが資産。これは借金してでも買ってよい。

    筆者のルールは労働収入は生活費にあてる。贅沢品を買いたい場合は、利益を得る資産を買ってそこから得たお金で買う。不労所得は別に切り離しておく。なるほど!なんだけど、これだとしばらく何にも買えないなぁ、私。笑

    以下は共感したのでメモ。
    資産を増やすには、まず自己投資=学ぶこと!
    仕事を通じてどれだけ学べるかが大事。
    2…19.01.20

  • 高校中退の泉氏が、15億の資産を持つまでに至った経緯とお金を作り出す考え方が分かりやすく説明されている。似たような本はいくらでも有るが、泉氏本人の体験に基づく為、説得力が有る。読み易く分かり易い内容なので是非とも読んで頂いたい。

  • 著者の仕事の成功物語を通して、お金の扱い方を説明しています。
    お金に対しての考え方など基本的なことを教えてくれる感じです。
    著者の過去の仕事の内容など、もう少し深く説明してくれていたら、面白かったかな?
    本の価格からみたら、まあ納得できます。

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著者プロフィール

ファイナンシャルアカデミーグループ代表/一般社団法人金融学習協会理事長
日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じて、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立し、代表に就任する。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークでスクール運営を行う。義務教育では教わることのなかったお金との正しい付き合い方を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かで、ゆとりある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着を目指している。
『「仕組み」仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『お金言論』(東洋経済新報社)、『お金の教養』(大和書房)、『52歳からのお金のリアル』(プレジデント社)など、これまでに上梓した著書は約30冊、累計150万部を超える。著書は、韓国、台湾、中国でも翻訳され、発売されている。

「2019年 『最強の定年前マネジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

泉正人の作品

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