- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872905137
感想・レビュー・書評
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関心を持つととことん追究するのがイラストレーターの川口澄子さん。仏像、暦、中国料理…川口さんの話題にのぼるようになったら、その世界を今追究している証拠。お茶はその意味ではちょっと特殊。彼女はずっとお茶習ってましたから。お茶は取っ付きにくいなんてことないですよ、というのが「お茶のすすめ」の主眼。読みやすいです。
コミックのように進むページも多々。納得しないと前に進まない。まさしく川口さん! お茶の世界のしきたりというのはどれも理由があるんですね。それを学んで早15年だそうです。日本の伝統的なものって実はけっこう理に敵っているもの。それに気付けば腑に落ちることが確かに多いです。
茶道ってどんな世界なんだろう…と思う方はぜひ手に取ってみてください。案外、遠くはない世界です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お茶に興味があるけれど、何も知識がなく手に取った一冊。
やさしいタッチのイラストで初心者に分かりやすく、お茶の魅力が書いてありました。読んでいてホッとする本でした。
おわりにに書いてあった、"相手の気持ちに立ってふるまえば、いつだって、どこだって、お茶になる"という言葉がすごくいいなと思いました。 -
本屋さんでふと立ち読み。
普段は図書館で本を借りることが多いですが、こちらは帰宅してからも数日間ずっと気になったので、改めて出向き、購入しました。
初心者にも分かりやすく、専門的なことはより噛み砕いて書いて(描いて)あるため、非常に読みやすいです。
和の文化が大好きなので色々と勉強しているつもりですが、やはり初めて知ることが色々と書かれていました。
クスリと笑ってしまう場面も多々。
描かれている禅語にハッとさせられることもあり。
心持ち、所作、意識したいと思います。
作者のように、楽しく謙虚に趣味と向き合っていきたいです。