お茶のすすめ: お気楽「茶道」ガイド

著者 :
  • WAVE出版
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872905137

感想・レビュー・書評

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  • 関心を持つととことん追究するのがイラストレーターの川口澄子さん。仏像、暦、中国料理…川口さんの話題にのぼるようになったら、その世界を今追究している証拠。お茶はその意味ではちょっと特殊。彼女はずっとお茶習ってましたから。お茶は取っ付きにくいなんてことないですよ、というのが「お茶のすすめ」の主眼。読みやすいです。
    コミックのように進むページも多々。納得しないと前に進まない。まさしく川口さん! お茶の世界のしきたりというのはどれも理由があるんですね。それを学んで早15年だそうです。日本の伝統的なものって実はけっこう理に敵っているもの。それに気付けば腑に落ちることが確かに多いです。
    茶道ってどんな世界なんだろう…と思う方はぜひ手に取ってみてください。案外、遠くはない世界です。

  • お茶に興味があるけれど、何も知識がなく手に取った一冊。
    やさしいタッチのイラストで初心者に分かりやすく、お茶の魅力が書いてありました。読んでいてホッとする本でした。
    おわりにに書いてあった、"相手の気持ちに立ってふるまえば、いつだって、どこだって、お茶になる"という言葉がすごくいいなと思いました。

  • 本屋さんでふと立ち読み。
    普段は図書館で本を借りることが多いですが、こちらは帰宅してからも数日間ずっと気になったので、改めて出向き、購入しました。
    初心者にも分かりやすく、専門的なことはより噛み砕いて書いて(描いて)あるため、非常に読みやすいです。
    和の文化が大好きなので色々と勉強しているつもりですが、やはり初めて知ることが色々と書かれていました。
    クスリと笑ってしまう場面も多々。
    描かれている禅語にハッとさせられることもあり。
    心持ち、所作、意識したいと思います。
    作者のように、楽しく謙虚に趣味と向き合っていきたいです。

著者プロフィール

画工。一九七三年、兵庫県生まれ。筑波大学芸術専門学群版画領域卒業。主な著著に『お茶のすすめ お気楽茶道ガイド』(WAVE出版)がある。専門的なことを初心者にもわかりやすく、がモットー。様々な分野の挿絵を手がけているが、仏教や仏像の挿絵依頼が尽きることがないのは本書の存在が大きい。実弟がブッシなのは偶然か必然か。

「2021年 『完本 仏像のひみつ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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