悩んで動けない人が一歩踏み出せる方法

著者 : くさなぎ龍瞬

• WAVE出版 (2011年8月3日発売)

感想・レビュー・書評

[小野不一さんの感想 · 2023年2月20日]

草薙龍瞬の初著で本書だけ苗字が平仮名表記となっている。執着といえば普通は「強い欲求」を思い描く。しかし、日常生活の中で長時間にわたって重力のように負荷をかけるストレスの方が問題かもしれない。つまり慢性疾患のような慣性が「業」（ごう）として働くのである。
https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2023/02/20/175943

[ほじゅどー（旧あお）さんの感想 · 2016年11月19日]

あなたの悩みは5つのタイプに分けられる。1.「期待」は願いが叶わない悩み。ブッダは「執着こそが苦しみを生む」と言った。叶うかどうかは人様次第。2.「判断」は思い込みによる人間関係のこじれ。分かってくれたらありがとう。3.「怒り」は不快感。気づいたら消す。4.「迷い」は決められない悩み。後悔しない生き方を。5.「妄想」は頭の中で考え過ぎること。坐禅が効く。自分の悩みがこの5つのどれに当たるかじっくり考える。悩みの正体が分かると苦しさは激減する。反応しない。刺激を遠ざける。

[yuki4さんの感想 · 2015年12月15日]

『反応しない練習』に続いて

分かりやす文章です
小池龍之介とはまた違った
表現でこれはこれで「あり」でしょ

P152
反応は反応のまま
気づいて消すのがベスト
ざわざわと波立つ怒りの
状態をただ見つめればよい

怒りの理由を思い出さない
思い出すと、その記憶に反応して
新たな怒りが湧く

日記やメールにも書かないほうがよい
言葉にすると、判断に結生して
続いてしまうから

P142
自分の判断にこだわらない
必要のない判断もしない

[megufreedomさんの感想 · 2011年8月28日]

悩みは反応。
どうして悩むのか、どう自分の心が感じて反応していくのが、客観的にとても良くわかる本。
ステキな気づきを、得られます