強く生きたいと願う君へ

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  • WAVE出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872905366

作品紹介・あらすじ

40年にわたり、6600社の働く人々の生き様を見てきてわかったこと-「勝つ」から強いんじゃない。60万部!『日本でいちばん大切にしたい会社』シリーズ著者が贈る、人生の教科書!動じない心をつくる15の法則。

感想・レビュー・書評

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  • 正しく努力をすることが強い力となる。情報が溢れるこの時代に正しい姿勢は知らず知らずのうちに歪んでいきそうになる。そんな時にこの本は、正しく努力出来るよう軌道修正してくれるだろうと思った。

  • 全人生をかけて自分のやるべきことに向き合ってきたから言える、語れることがあるんだということ。真実/偽者のくだりが特に印象に残った。改めて自分の仕事、人生を考え直そうと思った。

  • 真剣に仕事してる人は共感できると思う。クサイけど感動した。

  • 「日本でいちばん大切にしたい会社」シリーズの著者の本。

    目次より

    1.「なくてはならない人」になる。
      それが、「力」をつけることだ。

    2.仕事を正しく定義する。
      そこに、「生きる道」がある。

    3.今戦うことが、強い生き方とは限らない。

    4.人の器はみな同じ。
      そこに、何を入れるかで人生は決まる。

    5.全体を見晴らしながら、
      「目の前の仕事」に全力を尽くせ

    6.現象に惑わされず、常に本質を見極めろ

    7.必ず自分の眼で見て、自分の手で触れてみなさい。

    8.耳は二つ、口は一つ。
      「声なき声」に耳を傾けなさい。

    9.1%の素敵な人に会いたければ、
      100%の人々と会いなさい。

    10.喜びも悲しみもともにする、そんなチームを持ちなさい。

    11.「強者」ではなく、「本物」をめざせ。

    12.人生に遅すぎることはない。

    13.涙の数だけ、人は強くなれる。

    14.「痛み」を知りなさい。
       それが、君に力を与えてくれる。

    15.人生でいちばん大切なものを知りなさい。 

  • 坂本教授の本はほとんど読んでおりますが、その集大成といった感じで、しっかりとまとめてあり、初めての方はこの本から読んでもすごく分かりやすいと思います。
    これまでの本で、坂本教授自身のことを触れてある内容はあまりありませんでしたが、本書には坂本教授のこれまでの苦悩が散りばめており、『強く行きたいと願う君へ』というタイトルは、読者へのメッセージでもありますが、その背景は坂本教授自身の人生経験から学び得られた強く生きる力=世のため人のために役に立つ力であることがストレートに伝わってきます。

    そして、本当に強い人ほど「利他の心」に溢れ、ともに生きる精神と揺らぎない信念を持っていることがわかります。やはり最後には、鹿児島の知覧の話が出ましたが、いつ読んでも涙が出てしまいます。私もこのような精神を忘れず、生きていきたいと思います。

  • 中小企業は社長しだい。
    そうでない会社に未来はない。
    力を蓄えたら転職する以外なし。
    若者へのアドバイスなら、そういう会社の選び方を書くべき。

  • 2015年の7冊目です。
    「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者である坂本光司さんの生き方、人生観を書き記されたものです。今でこそ大学教授として研究者として、その主張が社会的に認められるようになっておられますが、若き日にはその主張や行動が異端児扱いされていたそうです。そんな中で「強く生きたい」との思いを確立させていかれた経験が伝えられています。本物の強さとは、利他の心を培い、人の痛みに寄り添い、役に立ちたいと考え行動することで育まれると言われています。2015年の自分の抱負を、図らずも「利他」としましたが、この言葉を使うには、更に人品を磨かねばと思い直しました。「正しいことをするためには、地位を高めなくてはならない」「2つ上の視点で考えよ」「強者でなく本物を目指せ」などの箴言がたくさんありました。
    知覧平和記念館へ行ってみなくては、心の蓋は外せない。そして利他の心は生まれず、本物の強者にはなれない。このメッセージが強く心に残りました。

  • 中小企業研究者である法政大の坂本先生の著作。7000以上の企業を訪問してきた中で見つけた、「本物の経営者」の生きる姿勢を通じて、強く生きるとはどういうことかを伝えようとしている。先日、会社主催の講演会で坂本先生の講演を聞いて、あまりの凄さに絶句して本書をすぐに購入した。講演内容も、本書の内容も、「社員を幸せにする会社がいい会社」という主張は首尾一貫しており、紹介された企業はどれも「感動的」な物語を含んでいる。ただ、何というか、坂本先生も、取り上げられている経営者も、あまりにも「本物」すぎて遠すぎる存在であり、ニセモノ(?)な私には共通点をまったく見いだすことができない。本書の内容をどう咀嚼したものか途方に暮れている、というのが現実なのであった。

  • 常に本質を見極める。
    「歴史感」をもって考える。

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著者プロフィール

1947年 静岡県生まれ。静岡文化芸術大学文化政策学部・同大学院教授、法政大学大学院政策創造研究科教授、法政大学大学院静岡サテライトキャンパス長等を歴任。ほかに、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞審査委員長等、国・県・市町村の公務も多数務める。専門は、中小企業経営論、地域経済論、地域産業論。主な著書に『日本でいちばん大切にしたい会社』(あさ出版)、『心の時代の感動サービス』(同友館)など。

「2023年 『いい会社には、活きた社内制度がある。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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