家族のもとへ、あなたを帰す: 東日本大震災犠牲者約1万9000名、歯科医師たちの身元究明

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  • / ISBN・EAN: 9784872905847

感想・レビュー・書評

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  • 遺体に名前を取り戻させる。
    それには腐敗が進んでも焼死体であっても歯は残っており、カルテとの照合で身元を判定する。判定出来れば遺体番号での識別から名前での識別となる。

    そのためには、歯科医師達による遺体の歯の記録作業と、カルテの収集、マッチングが大切です。でも、カルテって各医院が個別に保管しているのでデータベース化されていない。さらには津波や火災でカルテそのものがなくなるケースも。

    このような過酷な状況の中で、多くの歯科医師や自衛隊、警察の方々の努力が多くの遺体に名前を取り戻した。感動しました。

    あの震災とは別に、年間約1000体もの身元不明の遺体が日本ではあるそうです。

    国をあげての取り組みが求められますね。医師会や歯科医師会も頑張ってほしいものです。

  • 2012/09/24 仙台駅前ジュンク堂書店
    ただ「ありがとう」とだけ言いたくなる

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著者プロフィール

1963年、京都市生まれ。ノンフィクション作家。交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演、テレビ、ラジオ出演等を行う。『週刊朝日』に連載した告発ルポがきっかけで、自賠責制度の大改定につながった。児童向けノンフィクション書籍は『柴犬マイちゃんへの手紙 無謀運転でふたりの男の子を失った家族と愛犬の物語』(講談社)につづく2冊目。主な著書に、『自動車保険の落とし穴』(朝日新聞出版)、『交通事故被害者は二度泣かされる』(リベルタ出版)、『家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災犠牲者約1万9000名、歯科医師たちの身元究明』(WAVE出版)、『遺品 あなたを失った代わりに』(晶文社)。なお、『示談交渉人 裏ファイル』(共著、角川文庫)はTBSでドラマシリーズ化、『巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語』(講談社)はNHKでドラマ化され、アメリカ国際ビデオフィルム祭・ドキュメンタリー部門で3位に入賞。

「2014年 『泥だらけのカルテ 家族のもとに遺体を帰しつづける歯科医が見たものは?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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