正しい家計管理

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  • WAVE出版
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レビュー : 85
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872906721

感想・レビュー・書評

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  • 家計管理のイメージは、家計簿をつける(大変)、節約(つらい)、自由が奪われるイメージから、嫌になって、どんぶり勘定に戻ってしまいがちなところですが、本書のアプローチは違います。

    著者の管理会計(会社経営)の本がわかりやすかったので、他の書籍を辿ってみたところ、本書に巡り合いました。

    そう会社経営からの家計アプローチなのです。
    これだけだと聞くと大変そう、と思いがちですが、むしろ他の家計管理より優しいです。

    他の家計管理との違いは、

    ・節約ではなく、価値のあるものにお金を使う
    ・削るのではなく、価値をゼロから作り上げる

    です。

    「したいこと」の実現するための予算化で、ワクワクアプローチの楽しい家計管理。家族が求める「価値観」を定義して、価値観のメガネをかけ替えられる。

    そして「黒字システム」を作ることを目指す。
    システムといっても小難しいわけではなく、自分の財産が1円でも増え続けるための仕組み作り。

    「減らす」より「やめる」。サプリ、定期便、ウォーターサーバー、化粧品のブランド、ランチ、飲み会。価値を見直して、やりたいことと照らし合わせて考える。

    とにかくやるべき事がシンプルで、前向きなので、辛くないです。

    助かります。

  • わかりやすくて実践しやすいシステムだと思いました。
    ただ、うちみたいに夫婦別管理、みたいなとこには向かないので
    本気でやろうと思ったら夫婦間の話し合いが絶対に必要。
    うちは無理(笑)でした。

    はぁ。。。こーゆーのってさぁ、
    高校生あたりから学校で実習訓練みたいにやってくれないかな。。。
    おばさんになって本で読むだけじゃダメだわよ。
    当たり前に金銭管理できるように習慣付けるには
    学生のうちから意識させるべきですね。
    受験勉強よりも会計管理だよ。

  • 正統派、家計管理本。
    帯にも書いてありますが、「どんぶり勘定は低収入より、恐ろしい」。どんぶり勘定の恐ろしさは、お金を使う判断基準となる「ものさし」を持てないこと、と本書に書かれていますが、私自身を振り返ってもそうだったなぁと思うことしきり。

    お金が手元にあると使ってしまう自分をよくわかっていたため先取り貯金はしていましたが、それでも何に使ったのやらわからないままに手元のお金が消えていく。
    先取り貯金をしていなかったら、きっと貯金はゼロでした。
    「残業が続く中頑張ったから自分へのご褒美」とか、いろんな理由をつけては衝動買いに近い勢いでお気に入りのものを買っていた日々。洋服代に月1~3万円かけてました。
    そのくせ、当時どんなものを買ったのか、それ程記憶に残らない。それよりも今は月6千円の予算で、正直全然足りないと思いながらも悩みぬいて買った服は、どれも満足度が高いです。

    毎月の予算を立てて気持ちよくお金が使えるようになった今だからこそ読んで、納得する部分も多かったです。
    本書では2冊のノートを用意するようにと説いてます。1つは、現状把握のための「財産目録」ノート。
    もう1つは、収支把握のための「予算・収支」ノート。
    私も年間で財産目録は作っていますし、今はマネーフォワードもあるので月々の推移も把握しやすい。
    でも、手書きで書いた方がもしかすると把握しやすいのかもしれない、と思ったことと、「財産目録を書く」という時間を毎月設けることで、大きな視点での振り返りができるのかもしれない、と思ったので今月末から記してみたいと思います。
    年間の収支についても昨年はまとめましたが、本書の洋式に従って今年は2か年分落とし込んでみようと思います。

    それから本書で非常に興味深いのが、末尾にある体験記。
    実際に本書のノウハウを基に家計の見直しを図った人たちのエピソードが書かれています。つくづく、大きな視点で家計を見るって大事だなぁと感じます。
    私は独身だから自分のことだけでいいものの、家族がいるとまた一筋縄ではいかないのでしょうね。

    ここのところ、ストレスが多いのか先月は久々の赤字でした。お金を使いたい気持ちがふつふつと湧き上がる今日この頃。きちんと管理をして年末を迎えられるように、少し気を引き締めたいと思います。

  • この本に出会ってから、家計管理の本をジプシーするのをやめた。家計管理の目的は、「家計を破たんさせず、自分と家族が将来に渡って幸せに暮らすこと」で、そのために「価値あるお金の使い方を考え、決めること」という考え方に腹落ちした。

    小手先のテクニックではなく、基本的な考え方と、大変だが一度確立すると一生回っていく仕組みについてここに書かれているので、この本は私の家計管理のバイブルとなっている。

    実践については、日々少しずつ実行に移しているが、そろそろ仕組つくりをやりきりたい・・・(2017.1時点)

  • 国や会社の会計と同じように、家計もしっかり管理することが大切、と書いてあります。
    家計を把握すると、将来の不安が減ります。
    自分たちの幸せのためにお金を使えるようになります。

    すっきり書かれていて、とても好感をもちました。

  • 理にかなっていて、ためになりました。

  • もともと「ダブルインカムの一元化」「口座の整理」「強制預金」「費目は5つ以内」「特別支出の洗い出し」などはネットで得た知識で実践していた。
    ただ「家計簿をつける」ことが目的になっており、一応黒字だけどここからどうすればいいのか、その糸口になればと思い読んだ。
    昨年度の家計簿の見直しのポイントがわかったり、第六章の「中・長期の家計管理」の内容は、夫と家庭について考える良い機会となった。
    書かれたことを多くを実践したが第五章の「管理の手順」は現金主義の内容となっており、クレカ主義の我が家では取り入れが難しかった。
    「あなたの家庭に合ったシステムを構築するまでは、多少の試行錯誤が必要です」とあるように、定期的に「しくみ」の見直しをしたいと思う。

  • どんぶり勘定の恐ろしさがこの一冊でよくわかりました。預金はできるときにやるものではなく「義務」だということも。これらの意味がよく分からない人は読んでおいたほうがいいかも。

  • 「どんぶり勘定は低収入よりおそろしい」

    というコピーにヒヤッとして真剣に読みました。笑
    これを読んで家計簿つけはじめ、収支を明らかにするだけで無駄がなくなった。

  • 昨年、旦那に車を買い換えようかという話を振られた際、ここのところ我が家は大した貯金ができてない、という肌感覚がありました。支出が多い「気がする」と。
    家の購入を検討した際に記録した、数年前の貯蓄メモが残っていたので、現在の預貯金等を書き出し当時のものと比較したところ…減ってる!貯金できてない、じゃなくて、貯金減ってた!!
    (家の頭金や引越、息子の幼稚園入園など色んな出費が重なった時期でした。)

    これまで微増とはいえ増える一方だった(と思われる)貯蓄の、「目減り」というものを私は初めて目の当たりとし、ぼんやりと、どうにかせな…というモヤモヤした気持ちがありました。なんとなく始めた断捨離も、そちらの書籍は読み尽くした感あり、いよいよ直接的に我が家の家計に切り込むべく、評判の良いこちらを手に取りました。
    「どんぶり勘定は、低収入より恐ろしい。」
    この言葉に震えた人は私だけではないはず。帯の文言には思わず本書を手に取らせるパワーがありました。

    「貯金は目標ではなく義務。」
    とても丁寧な文章でズバッと核心に迫る良書です。肝に命じて、本書に沿って正しい家計管理をしてみたいと思います。なんとなく、これやってみたいなと思わせる本です。巻末の、出版社スタッフの実践レポートも読んでいて励みになりました。断捨離本は読み散らかした私ですが、家計管理の本はこの一冊でスッキリ終われそうです。説得力のある内容で、他の家計本も読みたいという気持ちが沸きませんでした。

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著者プロフィール

林 總(はやし・あつむ)
公認会計士、税理士、明治大学会計大学院教授(管理会計事例)。
1974年中央大学商学部会計学科卒。同年公認会計士二次試験合格。公認会計士、税理士。外資系会計事務所、大手監査法人を経て1987年独立。
以後、30年以上にわたり、国内外200社以上の企業に対して、管理会計システムの設計導入コンサルティング等を実施。
2006年、明治大学会計大学院の特任教授に就任。これまでに延べ600人以上の生徒に、会計の真髄を教えてきた。
著書に、『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』『美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?』『コハダは大トロより、なぜ儲かるのか?』『新版わかる!管理会計』(以上、ダイヤモンド社)、『経営分析の基本』(日本実業出版社)、『「原価計算」をしているのに、なぜ「儲け」がでないのか』(日本実業出版社)、『会計物語 会計課長団達也が行く』(日経BP社)などがある。

「2020年 『たった10日で決算書がプロ並みに読めるようになる!会計の教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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