ビッグヒストリー入門-科学の力で読み解く世界史-

制作 : 渡辺 政隆  渡辺 政隆 
  • WAVE出版
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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872907650

感想・レビュー・書評

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  • TEDでデビッド・クリスチャン教授のプレゼンテーションを見て。ちょっと前になるけど「銃・病原菌・鉄」や今年話題の「サピエンス全史」とか人類史をビックスケールで語る本が意外に手に取られているようですが、本書はその親分みたいな書名、ビッグヒストリーです。西洋史とか地中海史とかキリスト教史とか、限定的な歴史については全体像を掴んだ上での教育はやりやすいが、世界史についてはその全体像が掴みきれない、つまりいい授業が出来ない、という問題意識から生まれた歴史のモノサシです。だから、新しい視点としての新しい目盛りがついているいるわけではなく、ひたすら大掴みでビッグバンから近代までの歴史をスーパー早回しで区切っていきます。ただ、そのザックリ感とすべての文明についてのスーパーフラット感が新鮮かも。現代を宗世紀の終わり、人世紀の始まりという終章の置き方も興味深かったです。「なるほど読書」ではありませんでしたが、21世紀人のための基礎知識としてはいい本なのかもしれません。

  • ●購入。
    ・予約本を引き取りに行った折に、歴史コーナーで見つけた。どうしても気になったので、まずは手元に置いておきたいと思い、購入することにした。
    ・宇宙創世から歴史を考える。すべての科学を一つにまとめて歴史を捉えなおす。好きな「歴史」を軸に科学的な知の体系を構築できるのではないかとの想いが募った。
    (2015/11/07)

    ●「一読」を終える。
    ・我々人類の歴史を考える際に、宇宙の創世や地球の誕生、生物の進化史からの流れの中で捉えようという視点で書かれている。
    ・国や民族の歴史に囚われず、人類史を世界史という一つの大きなカテゴリーで考えた時に、それは3つの時代に区分できるという。狩猟採集時代、農耕時代、近代という区分である。
    (2015/11/08)

    ●再読。半日で一気読み。
    ○1回目:図表読み ? 2回目:章・節のタイトル&「思考実験」などのコラム読み。
    ・「年表」で人類史の概観を掴む。
    ・「思考実験」で当時の人々の生活をリアルにイメージしてみたり、なぜそうなったのか?問題を想起してみたりする。

    ○3回目:節の全文読み。項は各段落の1文目を読む。
    ・各項を読むのに、各段落の1文目だけを読んで、あとは読み飛ばした。2文目以降も読みたくなるが、割り切ってガシガシと読み飛ばした。おかげさまで、早く読めたと共に、概観が掴めた。読み飛ばしたところは想像力で補う努力をした(実際には文章が目に入っているので、キーワードや気になる単語は頭に少しは入ったかもしれない)。
    ・人類史を構造化するための区分をまずは頭に入れたい。時間軸で3つに分け、地域を5つに分ける。時間軸としては、狩猟採集時代、農耕時代、近代という3つに区分する。地域は次の5つに区分する(ただし、少しうろ覚え)。アフロ・ユーラシア大陸、南北アメリカ大陸、オーストラリア大陸、××(思い出せない)、太平洋に浮かぶ島々。今後は、この掛け合わせ(マトリクス)で各地域・各国の歴史を見ていくようにする。常に全体を見ながら、部分を見ていくよう心がけよう!
    (2017/10/08)

  • 思考実験のとこだけ立ち読み。こういう問いがたくさんあるほどよい。何なら問題集を作って出してほしいレベル。

    180607 読み終わり
    話の大まかなところは、少しずつかじった進化学と人類学、あとマクニール世界史、銃・病原菌・鉄、サピエンス全史でほぼ語られていることではあるみたい。でも、こういう通史マップは何回頭に入れなおしても損はない。

  • あまりにざっくり過ぎて

    新着棚にあったので借りてみた。

  • 個々の記述の深度は日本の教科書と大差ないが、以下の点で違いがあり、横断的・俯瞰的な学びを与えようと意図する一冊。
    ・歴史的事実の羅列ではなく世界史上での位置づけ、技術的側面を解説
    ・「思考実験」「ディベートのテーマ」というコラムを挿入し、暗記するのではなく歴史から学び考えるという姿勢
    ・現代史に大きな比率を割いている

  • ビッグヒストリーとは、宇宙、地球、人類の歴史を統合して概観する考えのこと。
    それは既存の世界史や各国の歴史はもちろん、文明史、産業史や美術史等、あらゆる視点での「歴史」が含まれる壮大な歴史観である。
    中学生でまずこのビッグヒストリーを学び、大局観を得たうえで、高校生になって各人が各論である世界史や日本史等の選択をすれば、より効果的な学びができるのではないかと思った。
    知的興奮を与えてくれる良書である。

  • 文字通り有史以来の天文学・生物学などを合わせた人文科学であるビッグヒストリーを扱った一冊。

    これまで何となく知ってたことを、統合的にしようとするアプローチ自体は面白かった。
    ただ入門書のせいか、分析がざっくりとしすぎてた感が。

  • 銃鉄病原菌のような人類史を人や政治の業績ではなく環境と技術の発展と相互作用として記述。
    宇宙誕生から始まるが、人類史がメインで狩猟採集、牧畜農耕、近代にわけて人間が環境をいかにより高度に利用、改良でき、人口が加速度的に増加したかを説明する。
    銃・・より教科書としてかかれているためより平易で俯瞰した記述。とても読みやすく、こんな副読本が中高生のときにあればよかった。

  • 大ざっぱだけど、分かりやすい。ヨーロッパ人が滅ぼしたインディアンの暮らしぶりは、当時のにほんと大差ないと思われ、改めて、ヨーロッパ人の暴挙に驚いた。

  • 4〜5

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著者プロフィール

ジョンズ・ホプキンス大学で博士号を取得。ドミニカン・ユニバーシティ・オブ・カリフォルニアでの補助的教育資格プログラムのディレクターを務める。

「2016年 『ビッグヒストリー われわれはどこから来て、どこへ行くのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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