日本でいちばん温かい会社 (Business & Money)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872907971

感想・レビュー・書評

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  • 知的障がい者を積極的に雇用する日本理化学工業を経営する著者が同社の経営を通じて障がい者雇用への思いや日本社会と働くことの意義について書いた一冊。

    本書を読んで知的障がい者と健常者が共存し合っている環境や今の日本の働き方に対して提言されているものがあると感じました。また、著者の障がい者を通じた仕事との向き合い方や障がい者でもハンデを感じさせない為の工夫など凄く考えや姿勢については勉強になるところがたくさんありました。
    また、働くという漢字の語源の著者の解釈は印象に残りました。

    何十年にもかけて障がい者雇用と向き合ってきた著者の利他の想いも強く感じたとともに
    お互いの幸福について考える「福祉主義」の考えは非常に今後の日本において考えていくべき問題だと感じた一冊でした。

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プロフィール

1932年東京生まれ。日本理化学工業(株)会長。日本理化学工業は、1937年に父・要蔵が設立したチョーク製造会社。中央大学法学部卒業後、病身の父の後を継ぐべく同社に入社。1974年、社長に就任。2008年から現職。1960年にはじめて知的障害者を雇用して以来、一貫して障害者雇用を推し進めてきた。1975年には、川崎市に日本初の知的障害者多数雇用モデル工場を建設。現在、74人の社員のうち53人が知的障害者(障害者雇用割合約70%)。製造ラインをほぼ100%知的障害者のみで稼動できるよう、工程にさまざまな工夫を凝らしている。こうした経営が評価され、2009年、渋沢栄一賞を受賞した。著書に『利他のすすめ~チョーク工場で学んだ幸せに生きる18の知恵』(WAVE出版)がある。

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