へんしんねこパレオ (えほんをいっしょに。)

著者 :
制作 : かとう まふみ 
  • WAVE出版
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本棚登録 : 19
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872909104

感想・レビュー・書評

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  • 弱肉強食の 虫の世界…くもも自分の立場を わきまえている…ちょっぴり せつない…

  • ねこのパレオが虫に変身したくなり、なんでも博士の発明品のへんしんサナギでちょうちょに変身。
    クモに捕まりそうになるけれど、ギリギリで逃げる。
    羽を怪我をしたちょうちょと出会い、クモの糸なら治せると言う。
    ちょうちょのためにクモから糸をもらおうとするけれど、渡してはくれない。
    仲間なのにどうして助け合わないのかというパレオ。
    クモはみんながクモを怖がる、挨拶しただけでも逃げていくから嫌だ、と。
    みんながクモを怖がるのは怖い顔をしているせいだと言うパレオ。
    パレオは無理やりクモと一緒に笑った顔の練習をする。
    パレオの顔があまりにもおかしいものだから爆笑するクモ。
    怖くない顔が出来るようになるけれど、クモはちょうちょを食べる生き方だから、とちょうちょと仲良くはしないと強い意思でクモは断る。
    それでも、帰ろうとするパレオにクモの糸を渡すのだった。
    クモは1人になってからパレオに言われた仲間はいいものだ、と思うのだった。
    花の蜜よりも、とパレオはへんしんサナギを逆にくぐってもとの姿に戻っておやつを食べるのだった。

    クモの変顔は笑える。
    楽しそうだけれど、ちょうちょと食べる生き方、と言い切るクモにクモとしての誇りが見える。
    事実だけれど、ちょっと寂しさもある。

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プロフィール

村上しいこ
児童文学作家
三重県生まれ。『うたうとは小さないのちひろいあげ』で第53回野間児童文芸賞受賞。幼年向けのおもな作品に、『音楽室の日曜日』をはじめとする「日曜日」シリーズ(田中六大絵、講談社)、『じてんしゃのほねやすみ』をはじめとする「おやすみ」シリーズ(長谷川義史・絵、PHP研究所)などがある。
ホームページ http://www.geocities.jp/m_s

村上しいこの作品

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