ママのスマホになりたい

著者 :
  • WAVE出版
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本棚登録 : 229
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872909463

作品紹介・あらすじ

ママ、ボクのこと、ちゃんと見てくれてる?

子どもの本当の気持ちに気づける絵本

お料理が終わると、スマホ。赤ちゃんをあやした後は、スマホ、テレビを見た後は、スマホ……。スマホばっかり見てて、全然自分のことを見てくれない、と困っているカンタロウ君がしたこととは……。
人気絵本作家・のぶみが描く、ママがわが子をぎゅっと抱きしめたくなる、ちょっぴり切なくて、あたたかい絵本。

感想・レビュー・書評

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  • テレビや赤ちゃんの世話の合間は、スマホばっかり。ママが自分を見てくれない、それが嫌でたまらないと考える男の子のおはなし。
    以下酷評。絵本作家でいちばん嫌悪している方の作品ですが、赤木かんこさんが子どもに読み聞かせを行ったと知り読了。これは子どもに読ませるのではなく、親がちゃんと面倒見なさいというメッセージでしょうか。相変わらず絵が稚拙だしママの言葉遣いは酷いものですが、幼稚園で男の子がああいう発言するところを見ると、大人として反省する要素はある。ただ、これを子どもに見せるのは断固として嫌だ。

  • 日常生活を反映
    これで共感できるの
    育児ものだと売れるのか?

  • 泣けた。
    息子はもう中学生。普段は好き勝手やっているけど、自分が話したい時に私がスマホをやっているのはやっぱり面白くないみたい。この本みたいに可愛い時期は過ぎてしまったけど、まだまだ子供なんだなー。と、この本を読んで再認識されられてしまいました。
    親に訴えかける絵本。結構好きです。
    裏表紙の質問2、なかなか粋ですね!^_^

  • こどもに読むより自分が読みたくての絵本。
    読みながらみにつまされる部分もありつつ。

  • 子供に読ませる絵本というより、大人や教育学部の学生が読んだらいいんじゃない?っていう絵本だわ、と感じました。

  • 個人的な好き嫌いで手に取ることはなかったのですが、とうとう読み聞かせをしてもらう場で聞くことになりました。

    大人が読んで、身につまされて、反省する分にはいいと思いますが、子どもには聞かせたくないと正直思ってしまいました。
    題材が悪いのではなく、むしろ題材は今の世の中に合ったものでいいとすら思うのですが、端々に感じる白々しさが、読後なんとも言えない気持ち悪さを残しました。

    母親の、あなたのことが大好きだってことは分かってねと最後まで言い続ける重々しさと、子どもの、他人(母)を馬鹿にしたような、妙に大人ぶったような言葉選びや言い回しに、こんな母親も子どもも増えて欲しくないと思いました。
    作者が透けて見えるとでも言いましょうか、作中の子どもの言葉は作者の言葉そのものなのだろうと思えるほど、大人子どもめいた、大人にしては子どもっぽい、子どもにしては大人ぶっている言い方や言葉選びで、違和感しかなかったです。
    大人子どもを増やしたいのかな、反省して子どもにひたすら従事する母親を増やしたいのかなと思える内容でした。
    やはり自分では決して選ばない作者だとよく分かりました。

  • 読了

  • 子供の前でスマホを扱う私に妻からこんな本があると紹介されて読みました。

    本書を読んで色々反省・気付きを頂きました。

    私は、自分が可愛がりたい時だけ子供に寄り添っていないかと自問自答。

    子供との時間を毎日意識して作るようにしたのと、家で携帯を触る時間を減らしました。

    今しかない子供とのかけがえのない時間を大切にします。

  • 気持ち悪いです。

  • 2018/8/17 16:48

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著者プロフィール

1978年、東京都生まれ。絵本作家。「ぼく、仮面ライダーになる!」シリーズ(講談社)や、「しんかんくん」シリーズ(あかね書房ほか160冊以上の絵本作品を発表。NHK「おかあさんといっしょ」で、「よわむしモンスターズ」を制作。NHK「みいつけた!」では「おててえほん」のアニメーションを担当するなど、幅広く活躍している。
東日本大震災でのボランティア活動をもとに書いたエッセイ・コミック『上を向いて歩こう!』(講談社)は、森川ジョージによるリメイク版が生まれるなど、話題を呼ぶ。福島応援キャラクター「あたまがふくしまちゃん」を制作。Twitter, Facebook,を通じて、ファンとの交流や情報発信を積極的に行っている。

「2016年 『ママがおばけになっちゃった! スペシャルシールブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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