魔法の箱 トモダチがくれた宝物

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872909487

作品紹介・あらすじ

あの子はぼくに、史上最高の宝物が入っているという魔法の箱をくれた。史上最高の宝物?って、なんだ?永遠なんて信じていない少年と永遠を信じたい少女、そしてふたりのことを信じている犬。ふたりと1匹がおこす魔法の物語。

感想・レビュー・書評

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  • とんでもなく素晴らしい、一番大事な謎の宝ものが入った箱の中身。それが最後の方で明かされるのだけど、ストーリーも人物も特に変わってるわけでもなくわりとベタなのに、とても感動した。
    「永遠」を信じるようになるのは、大事なものを失くした時だよね。

  • ベン・コフィンは飛び級で7年生。(日本なら中1?)は頭はいいけど、不良のレイバーンたちにたかられたり、からかわれたりしている。友達はチャッキー。まんまるで兄弟が多くて家族は明るい。
    ベンはレモン色のヘッドホンがお気に入り。図書館でたくさんの本を借りていて、司書のローレンツさんとも顔馴染みだ。喘息があるので吸引器を持ち歩き、ネコのアレルギーがある。でもベロを出して全身汚れていて目やにだらけのおかしな犬フリップを拾った。育てのお母さんテスは67歳。養護施設にいたベンを引き取ってくれたのだが、自分にもしものことがあったらジーニーおばさんと恋人のレオにベンの事を頼んでいた。
    そんな時、ベンはレインボーガールと出会う。
    顔色は悪いが、派手なカツラファッションの女の子。実は司書ローレンツさんの娘で、ハレー。ガンで闘病中だけど、ファッションと同じで元気で明るくて、病気に負けてない。
    ハレーと一緒に、物語を作る事にしたベン。
    そして、フリップを読書会で活躍するセラピー犬にする事にした。

    ケンカもするけど、どんどん仲良くなるベンとハレー。
    けれどベンの育て親のテスが急死して、ベンはジーニーに預けられる事になり、生活は一変する。

    病気と戦いながらハレーはベンを助け、物語の構想を練りながら、史上最高の宝物が入っているという魔法の箱をくれた。

    ベンが手に入れた史上最高の宝物とは?

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