人間椅子

著者 :
  • エスクアイア マガジン ジャパン
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872951110

感想・レビュー・書評

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  • サナトリウムにて。
    乱歩の原作は何度も読んだので、シュヴァンクマイエルの絵を中心にぱらぱら読みました。
    ちょっと不安になるような絵がぴったりです。
    後ろ半分くらいはぱらぱら絵でした。
    好きな空気です。

  • 2014/12/13購入

  • 最近江戸川乱歩の古風で上品(?)な文体にはまっている。
    2通目の手紙無しの方がおもしろかったのになー 最後のネタを知りつつ読んだから楽しみが半減してしまった。

    挿絵はヤン・シュヴァンクマイエルではなくて日本的なものの方がしっくりきそう。ただ前書き部分で話とあわせて触覚を重視したイラストにしたと書かれていて趣旨には頷けた。最後のパラパラ漫画、女の人から近づいているという所にひねりがあって好き。

  • とある椅子職人が手紙に綴った、身の毛もよだつ懺悔のお話。
    丁寧かつ卑屈に文を並べることを免罪符にぐだぐだと語られる内容は、肥大した自己愛を感じずにはいられない。
    人間の五感をそれぞれ考えた時、人間的な理性と最も遠いのが触覚なのではないかな。少女愛にも似た、ねっとりとした悪意を受け取りました。

  • ヤン・シュヴァンクマイエル × 乱歩。

    たまりません。

  • 大好きな江戸川乱歩とヤン・シュヴァンクマイエルがコラボしてるなんてそれだけで大興奮!そして期待を裏切らないグロテスクさの競演。思い出深い本でもあるので棺桶の中までもってゆきます。

  • 豪華過ぎるコラボ!
    何度も見て興奮しちゃうくらい素敵な本です。

  • 椅子の気持ちがわかる…かな。ヤン・シュヴァンクマイエルのコラージュの挿絵が奇才な感じをだしててよい。

  • 読みたい!

  • あの話に、この挿絵。ファンタスティック‼

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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