犯罪に強いまちづくりの理論と実践―地域安全マップの正しいつくり方― [自治体議会政策学会叢書/Copa Books] (COPA BOOKS 自治体議会政策学会叢書)

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  • イマジン出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (69ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872994100

作品紹介・あらすじ

子どもを地域のお城で守る。間違った犯罪理論で子どもを傷つけない。地域の信頼をこわさない。正しい犯罪防止の3要素をわかりやすく解説。安全安心のまちづくりに必読。

感想・レビュー・書評

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  • 刑罰の存在意義を歴史を追って順に描き、犯罪機会論を展開して犯罪に強い町作りのためにどうしたら良いかを述べている。
    また、地域安全マップの正しい作り方も紹介している。

    犯罪機会論の3つの要素について、当たり前だと思うが、今の日本(特に都会)はそれが難しく犯罪を未然に防ぐことが出来ない。
    イギリスの「犯罪及び秩序違反法」はやり過ぎと思われることもあるかも知れないが、犯罪を防ぐためにはこのくらいがいいのかもしれない。
    日本も導入したらどうだろう。
    最近は学校で子ども達に不審者について何を教えているのだろうか。
    大人を信用するなという考えは子ども達を犯罪から守れない。
    不審者として社会的弱者を挙げているのは差別ではないのか?
    これで犯罪に強い町が作れるのか不安である。

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著者プロフィール

立正大学文学部社会学科教授(社会学博士)。ケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科修了。法務省、国連アジア極東犯罪防止研修所などを経て現職。専攻は犯罪学。地域安全マップの考案者であり、現在、警察庁「持続可能な安全・安心まちづくりの推進方策に係る調査研究会」座長を務めるほか、全国の自治体や教育委員会などに防犯のアドバイスを行っている。

「2015年 『見てすぐわかる犯罪地図 なぜ「あの場所」は犯罪を引き寄せるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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