ちょっと早めの老い支度 (ORANGE PAGE BOOKS)

著者 :
  • オレンジページ
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873038278

感想・レビュー・書評

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  • 断捨離や老後に向けての備えのノウハウといったものを得られるかと思って読んでみたが、そういう内容ではなかった。
    同年代なので、著者の書いていらっしゃることは大体経験していたり、もう既に考えたり実践したりしている。
    だから直接役に立ったとか、目から鱗といった感想は無い。
    しかしそれは決して、役に立たなかったとかつまらなかったとかいうのでもない。
    同年代の人と、そうだよね〜とお喋りした感じ。

    ドラム式洗濯機に買い換えたくとも、防水パンが小さくて不可能という、住居の方が電化製品の進化についていけてない点にも共感(笑)

  • 各項目、対談、タメになる。

  • 367.7
    3/9の選書ツアーにて購入

  • 私よりちょっと年上ではあるが、世代的には近く、同じ独身。
    考え方に共感したり、衣類の収納方法のくだりなどでは、
    「えっ、今ごろ何言ってるの?」と
    相変わらずのおっとりぶりにほっこりしたり。

    それがガラッと変わったのは、専門家二人の方との対談。
    とても勉強になり、考えさせられた。一方で、少し落ち込んだり。

    でも、著者も書いている通り、先のことは考えつつも、
    考え方や視点も変わっていくこともあるだろうし、
    まずは、今を充実して生きていくことだな、と。

    定期的に読み直してみたい。
    続編もあるようなので、そちらも読んでみたい。

  • 著者の方がちょっとお姉さん。
    若い頃の作品(私も若い)はよく読んだ。久しぶり。
    タイトルがやっぱりキャッチー。
    おひとりさまの「老い支度」決して遅くはないと思い、私もガツガツ身の回りを片づけていたので共感しきり。
    僭越ながら思考がよく似ていると感じるので読んでいて、友達(先輩?)と話しているかのよう。(M)

  • 私も老後が確実に近づいている。
    広島市立中央図書館 K367.7:きし

  • 2013.10.09

  • 著者と同世代の私。
    体にもいろいろと年齢を感じるようになって、この本に手を出しました。

    そうだよね、そうだよね、と同感しながら読み終わりました。

    しかし、それにしても、あと40年もあるんだよね~。
    というか、うまく長生きして、意識を持って生活を楽しむ老後って40年もかんがえないといけないんだなあ。
    なんか、いろいろと考えさせられました。

    これからも近くに置いて、たまに目を通しながら、がんばっていこうと思います。

  • 同世代の筆者であり親近感がある。効率化を図るつもりが注意力散漫になる、なんて自分の事みたい。

  • 最初は、「老い」という言葉に抵抗があって、気にはなるものの買おうかどうしょうか、かなり迷いました。
    読んでみると、老いるということそのものに直に触れているのではなく、生活の中で何気なく起こっている出来事に対して、ものの見方や考え方を少し変えれば自然に受け入れられるものごとがあるんではないかといった、作者が自分へのメッセージにも似たような感じのものでした。私にはまだ老いじたくなんて…と思わずに、高齢化社会の今だからこそ幅広い年代の方にもお勧めできるなぁ~と思いました。

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著者プロフィール

岸本 葉子
1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学。著書に『エッセイの書き方』『捨てきらなくてもいいじゃない?』『50代からしたくなるコト、なくていいモノ』『楽しみ上手は老い上手』『50代、足していいもの、引いていいもの』(以上中公文庫)、『ふつうでない時をふつうに生きる』『モヤモヤするけどスッキリ暮らす』『60代、少しゆるめがいいみたい』(以上中央公論新社)、『ひとり老後、賢く楽しむ』『ひとり上手のがんばらない家事』(以上だいわ文庫)、『わたしの心を強くする「ひとり時間」のつくり方』(佼成出版社)、『60歳、ひとりを楽しむ準備』(講談社+α新書)、『90歳、老いてますます日々新た』(樋口恵子氏との共著、柏書房)、俳句に関する著書に『私の俳句入門』(角川ソフィア文庫)、『岸本葉子の「俳句の学び方」』(NHK出版)、初の句集『つちふる』(KADOKAWA)など多数。

「2024年 『毎日の暮らしが深くなる季語と俳句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岸本葉子の作品

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