Web情報ア-キテクチャ: 最適なサイト構築のための論理的アプロ-チ (第2版)
- オライリージャパン (2003年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (465ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873111346
作品紹介・あらすじ
本書は、『情報アーキテクチャ入門』の改訂版である。ユーザーにとって使いやすいWebサイトを検討するには、情報を整理し構築するテクニックが必要になる。特にサイトが大規模で複雑であればその必要性はなおさら。本書は、大量かつ複雑なコンテンツを前にして、その情報の組み立て方を検討しようとしている方を対象に、「情報アーキテクチャ」という観点からWebサイトをより効果的かつ管理しやすい情報提供ツールとするための方法論を紹介する。改訂にあたり、企業イントラネットやオンラインコミュニティサイトでの詳細な導入例を挙げ、情報アーキテクチャ実現のための詳細なプロセスを始め、戦略や方法についての具体的な解説を追加した。Webの情報構築について、知っておくべきことを説明し、その知識をどのようにして現実のWebサイトに適用するのかを段階を追って解説する本書は、Webデザイナー、Web構築者必携の一冊。
感想・レビュー・書評
-
「Web 情報アーキテクチャ」という、聞き慣れないテーマについての一冊。Web コンテンツとして公開する種々雑多なコンテンツを、どのように組織化して、ナビゲーションを付け、検索と一体化させて提示させるかを論じる。
図書館学に典拠するタクソノミーやラベリング、制限語彙といったツールや方法論だけでなく、「情報アーキテクト」としてどのようにキャリアを積んでいくべきかや、企業の中で「情報アーキテクチャ担当組織」をどのように運営していくべきかといったテーマも含めて、とにかく「Web情報アーキテクチャ」の全ての側面を網羅している。
IBM や Microsoft といった先進企業のサイトも、かつてはどこに何が書いてあるのかまったく判らず、かなり酷い状況だった時期が長かった。しかし、最近はこの「情報アーキテクチャ」の必要性が認識されたせいか、かなりの改善が見られるように思われる。一方で、多くの国内企業の社員向けサイトでは、今だに10年前の「どこに何があるのか判らないウェブサイト」状態が継続している例も少なくない。情報アーキテクチャは、まだまだその普及の途についたばかりのようだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で借りた。
Webサイト構築のための方針や骨組みとなる「情報アーキテクチャ」の教科書だ。個人的にはアーキテクチャと聞くと、ハードウェア寄りの話を想像する。同様にIAと聞くとIntel Architectureだが、この本ではInformation Architectureだ。
Webエンジニア、フロントエンドエンジニアが知るべき内容だと推察する。私は履修しなかったが、大学の授業で「セマンティックWeb」という分野があった。それに近いものだろうか。
コンピュータの本ではあるが、具体的なプログラムだったりとか、数式などの理論は出てこない。戦略だったり、教育・ビジネスといった話が出てくる。抽象的とも感じた。
この辺りの分野は、まだまだ理解が不足している。チェックしておきたい。 -
情報アーキテクチャについて、非常によくまとめられた本です。
-
古典で原点
-
この通りできるとステキだけど,いろいろむずかしそうよねぇ〜.
-
情報アーキテクチャーって何?から考え方、事例までが載っている本。
-
IAについて、理論編とか実践編とか組織編とか。
なんとなくは理解できるんだがもやもやとした読後感になるのは具体的にどんなアクションをおこせばいいかぴんとこないからか。 -
IA本の定番。
-
情報アーキテクチャの教科書
-
勉強しよう