- Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873113968
作品紹介・あらすじ
多くのC#プログラマに支持されてきたロングセラーの第5版です。C#3.0対応で全面改訂され、3.0の新機能LINQや.NETの新機能WPFについての解説が大幅に加筆されました。C#の構文、クラスとオブジェクト、継承とポリモーフィズム、演算子のオーバーロード、構造体、インターフェイス、配列とインデクサ、コレクション、文字列操作と正規表現、例外処理、Windowsフォームの作成、データベースとの連携など、言語仕様から応用にいたるまで、必要な情報をすべてこの1冊に凝縮。C#を体系的に網羅したC#プログラマバイブルの改訂版です。
感想・レビュー・書評
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C#を勉強するために読んだ。安心のオライリー。
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WPFの記述が薄いよ・・・
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Windows べったりな会社さんとお付き合いすることになったので、とりあえず C# ペラペラになっとかないといけないと思って、あわてて読んだ一冊。結局、その仕事の契約期間内にすら読み終わらなかったけど、久しぶりに Visual Studio を触ってちょっと楽しかった。
C# ファレンス本決定版というだけあって、最新の LINQ も含めてかなり丁寧に説明されている。サンプル・コードが丁寧すぎて、やや冗長。後半は ASP.NET、WPF、.NET まわりなども簡単に説明されていて、このあたりの土地勘が無い僕にとってはいろいろ新鮮だった。
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C#の学習書としてはスタンダードなProgramming C# 5th Edition.の翻訳。
良くも悪くもC#と言うプログラミング言語が、.NET Frameworkという基盤技術をプログラミング言語として記述できるように具象化したものであり、したがって、C#の学習とは、言語の学習だけではなく、.NET Frameworkの学習をしていくことが必要になる。
本書の記述内容はC#の文法解説を詳細に行っていくと言うよりも、.NET Fxのクラスライブラリまで含めて、C#でのプログラミングの全体像を見せようとしており、このC#と言うプログラミング言語特質を捉まえている。
内容としては、前の版からC# 3.0、.NET Fx 3.5への対応のために主に.NET Fxで追加されたWPF, WCF等の新しいクラスライブラリの機能やLinq、拡張メソッド、匿名メソッド、ラムダ式と言った言語拡張についての記述が追加されている。その一方で、.NET RemotingやADO.NET等の扱いについては全くなくなっていたり、簡略されている。技術の盛衰をよく表しているわけだ。
C#は今後もどん欲にマルチパラダイムかを進め、オブジェクト指向言語なのかよくわからなくなっていくだろうし、次の.NET Framework 4.0ではとうとう並列性に関する機能強化と、久しぶりのCLR自体のバージョンアップが行われる。今使わないからと言って学習をおろそかにしていると、次の上る階段の高さが不必要に高くなってしまうのが見えているので、できるだけこまめに階段を上っていけるようその都度学習したほうがよく、本書はそのような使用目的にも適切だ。