キャパシティプランニング ― リソースを最大限に活かすサイト分析・予測・配置
- オライリージャパン (2009年3月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873113999
作品紹介・あらすじ
世界最大の写真共有サイトFlickrの技術マネージャーが、急成長するWebサイトのキャパシティプランニング(容量計画)の秘訣を披露。日々トラフィックが増加し、管理するデータ量が膨張するWebサイトでは、いかにダウンさせずに運用し、急成長に対応するかが最重要課題。本書では、現状を分析し、限界を予測し、そして無駄なく適切にリソースを配置して対応するためのテクニックを紹介。変化に強いWebサイトの構築・運用方法を指南する。
感想・レビュー・書評
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ある程度運用経験を持っている人にとっては、普通に業務中に行っていることの再整理という意味合いで読めると思うけど、「まあそうだと思う」以上の感想は出てこなかった。
かといって、1年目の何も知らないような状態でこれを読んでもチンプンカンプンだろうし、これはエンジニア向けというよりは、マネージャ向けなんじゃないかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キャパシティに関する本ってあんまり内から基本的な内容だけど貴重な書籍。再々読です。w
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読み終わりました.
全体的にそういう経験がない人(キャパシティを気にするとか)にはあまり面白くないという本(ただの読み物になってしまう).
そういうわけであまり面白くなかった. -
概論としてはいいのかもしれないが、もうちょっと細かい話を取り上げて欲しかった。
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杉並
たしかb -
チューニングとプランニングは別モノ。
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O'REILLY にしては珍しく、130ページ少しの薄い本。内容も薄めで、キャパシティ・プランニングに関する要素をざっと網羅。サーバおよびシステムの計測、計測結果に基づく未来予測、未来予測に基づく迅速な拡張・配備の 3つについて、実例や実際に Frickr で使用されているツールなどを紹介しつつ説明している。
個人的には、最後の配備に関する章が(一番薄いながらも)一番興味深かった。いまどきのシステムは、SystemImager で OS を入れて、puppet と Capistrano で構成管理して(Rubyに偏り過ぎかなぁ)、iClassify で資産管理するらしい。あと傾向分析ツールの Fityk も使ってみたい。Excel でよくやる近似曲線を使った傾向分析が、コマンド・ライン・ベースでできる(GUI もある)。