Amazon Web Servicesプログラミング ―APIの基礎からElastic Beanstalkの利用まで

  • オライリージャパン
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本棚登録 : 105
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873115818

作品紹介・あらすじ

本書は、既存のWebアプリケーションのAWS(Amazon Web Services)への移植に始まり、AWSの機能を活かしてアプリケーションのスケーラビリティをはるかに高める手法や、運用に必要な技術までを幅広く解説します。さらに、JavaベースのWebアプリケーションを容易にAWS上で構成できるElastic Beanstalkの活用方法についても詳細に解説。日本語版独自の付録として、AWS上でのWindowsインスタンスの活用、そして耐障害性に関する情報などを追加しています

感想・レビュー・書評

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  • # 書評☆3: Amazon Web Servicesプログラミング | AWSの管理コマンドの解説

    ## 概要
    - 書名: Amazon Web Servicesプログラミング
    - 副題: APIの基礎からElastic Beanstalkの利用まで
    - 著者: Jurg van Vliet and Flavia Paganelli and Steven van Wel and Dara Dowd
    - 出版日: 2012-09-21
    - 読了日: 2020-02-07 Fri
    - 評価: ☆3
    - URL: https://book.senooken.jp/post/2020/02/13/

    ## 評価
    Web APIの教材を探しているときに読んだ1冊だ。

    Amazon Web Services (AWS) の使い方を解説している本だ。

    Web APIを使った例を期待したいのだが,第4章に少々ある程度で,その他はひたすら管理コマンドの解説をしている。

    はっきりいって地味すぎて全然興味を持てなかった。

    AWSで運用するアプリケーションを既に持っている人が,AWSで効率的に運営するためのノウハウを学ぶための本のように感じた。

    自分にはまだ早すぎた。軽く読み流して終わった。

    ## 結論
    AWSの管理コマンドを解説している本だった。期待していたWeb API要素はほとんどなく,期待はずれだった。

    肝心のAWSの解説も,かなり地味な内容で興味を持てず,自分にはまだ早すぎた。

  • Elastic Beanstalkはアプリケーションのデプロイや管理を行うサービス。Webアプリケーションやサービスをサーバにデプロイし、実行環境を管理する。アプリケーションをデプロイするサーバにはApache HTTP Server, Nginx, Passenger, Microsoft Internet Information Services; IISなどがある。
    コードをアップロードするだけで、Elastic Beanstalk がキャパシティーのプロビジョニング、負荷分散、Auto Scaling からアプリケーションの状態モニタリングまで、デプロイを自動的に処理する。サービスを実行すると、必要に応じてEC2やELBなどのリソースも自動で構築することが可能。Elastic Beanstalkは、EC2上で複数のタスクを展開し、分散処理が可能なECSと比べるとリソースの有効利用やコスト効率の点でやや劣る。
    Elastic Beanstalkは複数のデプロイポリシーを用意している。
    All at onceは、一度に全てをデプロイする。新しいアプリケーションバージョンを各Instanceにデプロイする。その後、ウェブプロキシまたはアプリケーションサーバーを再起動しなければならない。このため、サービスの短期間の停止が必要である。
    Rollingは一度に1バッチのInstanceにデプロイする。ダウンタイムを回避し、可用性の低下を最小限に抑えるが、デプロイ時間は長くなる。
    Rolling with additional batchは、Instanceの追加バッチを起動し、ローリングデプロイを実行する。Rollingよりも可用性の低下を回避できるが、デプロイ時間は長くなる。追加バッチの起動に時間をかけることで、デプロイ全体で同じ帯域幅が確実に保持される。
    Immutableは既存のInstanceを更新せず、常に新しいアプリケーションバージョンを新しいInstanceにデプロイする。デプロイが失敗した場合に迅速かつ安全にロールバックできる。環境内で2番目の Auto Scaling グループを起動させ、新しいInstanceがヘルスチェックに合格するまで、新バージョンが現行バージョンと並行稼働する。
    Traffic splittingはCanary テストのデプロイ。受信トラフィックの一部を使用して新バージョンのヘルスをテストしながら、残りのトラフィックを現行バージョンで処理され続けるようにする。

  • とりあえずAWSとは何ぞやというところの理解度から手にとった。
    しかし実際に手を動かして得た知識で十分なところはある、AWSの更新頻度が多すぎるので本書の内容は古いところもあるが、深く使いこなすためには必要な知識であろう

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