データ匿名化手法 ―ヘルスデータ事例に学ぶ個人情報保護

  • オライリージャパン
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873117249

作品紹介・あらすじ

データの匿名化の考え方と具体的な手法を解説する個人情報時代の基本書!
本書は健康情報の匿名化について、基本的な考え方やアプローチ、具体的な手法やツールについて解説しています。匿名化について基本的な知識を丁寧に解説します。

感想・レビュー・書評

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  • ブラウザの履歴やレシートといったものから自分の行動履歴やその範囲を特定することは枚数を重ねると見えてきます。

    それらのデータをどのように匿名化するのかについて個人の情報の宝庫である医療事例や書類を通して匿名化のアプローチや懸念点について言及しています。

    具体的な実装は出てこないですが、どのような手法を使うと特定の情報を消し込むことができるのか、またどんな情報が個人を浮かび上がらせるかのかについて記載をしています。

  •  本書で扱っているのは医療データであるが、考え方は他のデータにも適用できるものとなっている。リスクの考え方、攻撃者がどこを見るか、匿名化しても特定可能となってしまう場合などが具体的に書かれていて、個人情報保護の必要なシステムに携わるエンジニアは読んでおくべきだろう。また、ソフトやコードの使い方ではなく、匿名化やそれに伴うリスクの考え方そのものを扱っているため、エンジニアでなくとも読めるし、読むべきであると思う。

  • 医療情報の匿名化について。具体的な方法論というより、手法の紹介といった感じ。

  • 医療情報を題材に、たくさんのデータをいかに匿名化するか書かれている本。

    多くのデータを扱う際にどのような目的に使うのかを把握し、どういった匿名化を行えばプライバシーを侵害することにならないのかを注意深くやっていくことが大事だと思いました。

    医療データに限らず、自分がこうしたデータを預かる際にはもう一度読み直したい本だと思いましたし、こうしたデータを預かっていて運用していたり、今後何かに使うことを想定されているところでは、絶対に読んでほしいと思う一冊でした。

    (以上、ブログ全文です。)

    ブログはコチラ。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4919335.html

  • 請求記号 498/E 45

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