デザインの伝え方

  • オライリージャパン
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873117799

作品紹介・あらすじ

デザイナを対象にデザイナ以外の人たちに理解してもらうためのコミュケーションの手法を解説!
プロダクトやサービスがユーザエクスペリエンスを元に設計/開発されていく必要性が認識されつつある昨今、UX/ウェブサイト/プロダクトデザイナを対象に、自らが考えるデザインをデザイナ以外の人たちに理解してもらうためのコミュケーションの手法を解説している書籍です。

感想・レビュー・書評

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  • デザインに限らず、プロダクト開発での合意形成について円滑に進めるためのアイディアがまとまった一冊です。
    本書の構成は、デザイナーがチームや上司、顧客に対してデザインを共有するためのマインドセットについてまとまっています。デザイナー視点で書かれていますが、プロダクト開発へ容易に変換できるため、合意形成に悩んでいる方全般におすすめできる内容です。

  • いかにデザインを相手に理解してもらうか具体的に書かれてます。
    デザイナー向けに書かれてますが、SE立場にも有益です。

  • デザインからの切り口の話とはいえ、それ以外の立場から見ても、プロダクトをつくる際にステークホルダーを含め、どういう考え方や行動で合意を得ていくかで参考になる本。

    相手の立場や意見を受け入れる姿勢を持ちながら、たどり着きたいゴールを見失わずに、伝えるべきことを正しく伝え、そこで話すべき議題に焦点が絞れるよう、事前に十分準備したり、進行をガイドをするのが大事。

    そこからは、
    感謝/繰り返し/準備からのIDEALが勝利の方程式(会議後のケアもわすれずに)

    捉え方によっては、会議のための会議だったり事前準備の多さで敬遠されがちな行動にも見えるけれど、それで議題がすぐ目に付くなにかだったり外した議題で終わるようなら確かに時間をかける価値はあるようおもえた。

    デザインの観点だと非言語的な感情や感覚に訴えかける面もあると思うが、自分の思考のロジックを言葉でつたえられるように、文章化の大事さをうたっていたのが印象的でした。

  • UI・UXデザインだけでなく、研究・開発時のアイデアの共有にも応用できると感じました。
    日本語版付録の「最小限のドキュメントで理解を最大限に高める」は自分の失敗経験と重なる部分があり、非常に納得できました。

  • UI・UXに関わる話かと思いきや、クライアントとプロジェクトを遂行する上でのコミュニケーションの話が主。実体験をベースにしたストーリーテラー式なので、SEとして下流から上流へと言うくらいの立ち位置でクライアントとコミュニケーション取ることが増えてきたような人が、その心構え的なところのエッセンスを得るのにちょうど良さそう。

  • デザイナーのコミュニケーション能力向上を後押しする本。ステークホルダーとのデザイン会議に焦点を絞って、人間関係の構築から話しの聞き方、心構え、応対の戦略と戦術、定型文、窮地に陥ったときの対応など。全体的に冗長なので、流し読みしつつ気になったポイントを拾って読むのが良いのかも

  •  デザイナーがデザイナーではない人にデザインを伝えるためにどうすればよいのかをまとめたものである。一言で言えばコミュニケーションが重要ということであるが、タイミングや発言の真意――存在感を示したい、こういう会議ではアイデアを出さなければならないものだ――の見極めと対応、協力者の作り方など著者の経験による実践的な内容となっている。デザイナー視点で書かれているが、デザインにかぎらず専門外の人へ説明するためのヒントは得られると思う。

  • Web利用シーンやスマホアプリ普及で、ビジュアルデザインやユーザー操作が、ビジネスの成否を決めるものになってきた。おえらいさんたちに伝わらなければ、採用・実施はない。偉大なデザイナーは偉大なコミュニケーターでもある。

    ネット時代、デザイナーの役割が変わったんだということを再認識しました。CEOボタン(ちゃぶ台返し)、ダック(アヒル)を潜ませる、というのが面白かったです。

  • 請求記号 501.8/G 83

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