プロダクトマネジメント ―ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける

  • オライリージャパン
4.59
  • (26)
  • (10)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 233
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873119250

作品紹介・あらすじ

プロダクトマネジメントの原則と考え方、ポイントについて解説!
あらゆる規模の組織に適用できるプロダクトマネジメントの原則についての書籍です。リリースにばかり焦点を当てると、顧客のニーズではなく、スケジュールを重視して不必要な機能を作りだしてしまいます。このような状態を本書では「ビルドトラップ」と呼んでいます。本書では、プロダクトマネジメントの基礎を築くことで、企業がビジネス目標を達成しながら、顧客が必要とする機能をリリースする方法を紹介して、「ビルドトラップ」を避ける方法を解説します。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ビルドトラップという共通用語が組織に根付いただけでこの本を購入する価値があった。短くまとまっており非常におすすめ

  • アウトプットではなくアウトカムに注力すること。この意味が分からない人は、迷わずこの本を手にとることをおすすめする。内容はプロダクトマネージャ向けであるが、プロダクトマネジメントの方法論に収まらず、セールス、マーケティング、エンジニアなど、幅広い職種の人に多くの示唆を与えてくれる。
    勤務先の企業のビジョンを聞かれてすぐに回答できる人がどのくらいいるのだろうか。プロダクトマネージャでなくとも、本書の内容を心に留めて仕事にとりくむことで、読者の行動の質が向上するだろう。

  • 【感想】
    恥ずかしいことにPdmという概念をそもそも分かっていなかった。
    現在の自分の立場がそれに近いので、1章から共感と共に自分にグサグサささる内容で最後まで自分事として読むことが出来た。
    全体の構成として、”ビルドトラップ”をキーワードに、そもそもの定義や大事な考え方といった大きなところからはじまり、戦略作りや組織作りまで具体の枝葉まで落ちていく。

    【私的ポイント】
    その①:1部で出てきた、ビルドトラップという概念やアウトカムでやるべきを考える思考が大事。KGI/KPIマネジメントと連動させる。
    その②:OKRとアウトカムの連動は、成功事例としてネットフリックス、Spotifyなどが参考になる。フレームとしてのDIBB,やOODAループを参考。
    その③:プロダクトビジョンは一つに各商品の横断的な役割を整理して、つぎはぎにせず一つに集中できるようにプロダクトビジョンとプロダクトイニシアチブを明確にする必要がある
    その④:データ分析よりもまずは定性ヒアリングの調査、アウトカムを形作るためにはデータからはじき出す傾向だけは全体が見えない
    その⑤:イノベーションを加速させるために邪魔を排除しつつも、完全独立してサイロ化してしまっては、全体戦略に混ぜられないため意味がない
    ➡既存組織・事業との連動を意識しながらも、エンドユーザーの声を元にアウトカムを定義し、KGI/KPIへとブレイクダウンしていく必要がある。

  • アウトプットではなく、顧客へのアウトカムに着目したコミュニケーション組織。
    プロダクト主導組織。

  • プロダクトマネジメント界隈では話題になりがちな点が架空の企業を登場させながらとてもわかりやすくまとまっている。
    自分が業務で感じていることや難しさもうまく言語化されており、頭ではわかっているつもりになっていた部分への理解も深まった気がする。

    ・ビルドトラップとはアウトカムではなくアウトプットで成功を計測しようとしている状態、実際に生み出される価値ではなく、機能の開発とリリースに集中してしまっている状態
    ・ビルドトラップから抜け出し真に顧客価値を届け続けるためには、組織レベルでプロダクト主導に変えていかないといけない

  • PMでなくても読んでおいて損はない本
    以下の2点が学びだった
    - アウトカム思考
    - 顧客が課題に感じてることに向き合う

  • 顧客中心主義のプロダクトマネジメントについて書かれた一冊です。
    マーケットリーという架空の企業の物語を交えつつ、顧客中心主義でない場合のよくある失敗や、顧客中心主義で進める場合のプロダクトマネージャーの役割、戦略やフレームワーク、プロセス、組織のあり方についてなどが書かれています。

    ややくどかったりポジショントークのような部分もありますが、全体的に顧客中心主義で進めるためのプロダクトマネジメントについてよくまとまっていると思います。
    実際にプロダクト開発をしている人が読めば、なにかしら改善したい点が見つかるのではないでしょうか。

    一方、言うは易し行うは難しな内容かなとも思いました。
    本の中の物語ではスムーズに改善が進みますが、実際にこの本の内容を適用してみるのはそこまで簡単ではないと思います。

    また、カタカナ英語で当たり前に出てくる用語が日本人的な感覚だとちょっと意味をとりづらい文が多かった印象です。
    イニシアティブとか普通はそんなに馴染みがないのではと思いました。

  • アウトプットよりアウトカム。

  • 陥りがちなビルドトラップに陥らないためにどうすれば良いかの指南書。

    学んだこと
    ・戦略をタームで考えること
     開発チームは2~4週間のストーリーが得意
     リーダー、マネージャーは四半期〜年単位のストーリーが得意
     CxOは5年単位のストーリーが得意
    ・良いアイデアを形にすることより悪いアイデアを捨てることが大事
    ・問題を解決するのは顧客の仕事ではない、適切な質問をするのが自分の仕事
     「なぜそのボタンがここに必要なのですか?」
    ・MVP=学習のための最小の労力(解像度をあげる営みと認識)
    ・予算はVC風につける(学習した組織に次のラウンドの資金調達がごとくつける)

全15件中 1 - 10件を表示

Melissa Perriの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ベン・ホロウィッ...
エリック・リース
有効な右矢印 無効な右矢印

プロダクトマネジメント ―ビルドトラップを避け顧客に価値を届けるを本棚に登録しているひと

ツイートする
×