タマゴマジック

著者 :
  • 河北新報社
3.06
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本棚登録 : 525
感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873413440

感想・レビュー・書評

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  • 地方都市にまつわる都市伝説の謎を巡る話。
    それにエッセイが絡んだり…
    不思議な構成だけど、合ってる気がする。
    あ、関根親子!ってなりました。

  • 大学生1
    3月

  • 不思議なお話でした。謎の卵にじんわり怖くなったり、集団心理という言葉に納得したり。人の気持ちは悪いようにはすぐ行くけれど、いい方には行きずらいのかなと感じました。魔術師のお話も、魔法みたいな都市伝説が重なって社会の不安を根本としてる、というのは凄く説得力があると思いました。
    短編集のようですので全てのお話は繋がってはいないんですが(繋がっているものもある)不思議と全てがタマゴマジックを取り巻く要素に思えました。

  • 久しぶりに読む恩田陸作品だけど、ミステリのごとく謎をひもといて解決させたり、ファンタジーのごとく不思議は不思議なままで終わらせたり、歴史だったり紀行だったり、日常の見逃しがちなちょっとした感情をうまく文章にしていたり、「ああ、恩田陸を読んでいるなあ」と感じられた。でもほかの好きな作品ほどは入り込めなかったかな。

  • 不思議な構成。あとがきを読んで納得。2011.3.11。爪痕は深い。

  • 数年ぶりの恩田さん。ああこういう世界作る人だな、と思い出しながらさらっと読了。
    実在する都市を舞台に、いくつかのエピソードが少しずつ絡みながら一つの話につながっていく。
    なんか不思議、なんかこわい、でもなにか具体的に(衝撃的なほど)恐怖を感じさせるシーンがある訳でもない、という、文章。

  • 久しぶりの恩田さん
    フィクションとノンフィクション
    ふ~~~ん

  • 東北地方のS市(仙台市)が舞台。
    この世は少し不思議という。
    都市伝説と都市が意思を持っているという、とりとめのない不可思議な話だった。
    (図書館)

  • 話がアッチコッチ行くので、退屈になり挫折してしまいました…

  • 少し退屈に感じた

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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