家の履歴書 文化人・芸術家篇

著者 :
  • キネマ旬報社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873763613

作品紹介・あらすじ

『週刊文春』の人気連載「家の履歴書」において、著者・斎藤明美が記者時代から現在までに取材・執筆した中から「文化人・芸術家」たち38名をセレクト。波乱に満ちた人生の節々に、それぞれの「家」はあった。

感想・レビュー・書評

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  • 週刊文春の連載38人分をまとめたもの。

    家の履歴と題され、必ず間取りが描かれるが、多く半生が語られている。

    もともと392ページもありずっしりとしているのだが、個別の人生が語られているが故に、読み終わった後、一層重みを感じた。

  • 家の記憶って,立派さや部屋の大きさとかではなく,
    どういう思い出があるかが重要なのかなぁと感じた1冊。

    私がこの家といったら,どの家の間取り図を描くだろうか。

  •  シリーズ第3弾、文化人・芸能人という事で前2作よりTVなどによく登場する人が多い。そして年代もちょっと若いような…。苦労人が多いなあ、というのが感想です。

  • うまいなぁ
    「聞き書き」の本領発揮というところ
    「人」が「家」を選ぶように
    その「家」がその「人」を選んでいるような
    その辺りの呼吸がお見事です

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著者プロフィール

斎藤 明美(さいとう・あけみ):作家。1956年高知県生れ。津田塾大学卒業。高校教師、テレビ構成作家を経て「週刊文春」の記者を20年務める。1999年、初の小説「青々と」で第10回日本海文学大賞奨励賞を受賞。2009年、松山善三・高峰秀子夫妻の養女となる。

「2024年 『高峰秀子 夫婦の流儀 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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