アクティブ・ラーニング実践の手引き―各教科等で取り組む「主体的・協働的な学び」 (教職研修総合特集)

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  • 教育開発研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873806990

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  • 授業がやりたい。たくさんの新たな視点。様々な授業改善への示唆。自らの過去に縛られた授業から脱却する、新しい型がアクティブラーニングと称し、流布されているのに、それを実践に繋げられない辛さ。授業を行わない日々が、教育書を読めば読むほど、生傷のように心に刻まれていく。思えば、小学校勤務の時に苦手意識を感じていたのがこのタイプの授業で、同時に、子どもが楽しそうに臨んでいたのもこの授業だったなあ。日々研鑽。人の授業は、常に代案を以って見るべし。
    特に参考になったのは、準備をするときの視点。めあて、振り返りの意義も、ここにきて初めて嚥下したような気がする。いかに形骸化していたのか。めあてとは、つまるところ見通し以上に、その授業の条件付き制限である。制限するから、子どもは自由になれる。そんな単純なことも忘れていた。動詞に拘るとは、つまりそういうことだ。また、アクティブラーニングを三段階に分けてあるところも、非常に分かりやすい。ステップ1。つまみ食いのアクティブラーニング。まずはこれだろ。

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著者プロフィール

早稲田大学教職大学院教授

「2024年 『「書けない」から「あっ 書けた!」へ 子どもが変わる はがき新聞のすすめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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