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- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784874242742
感想・レビュー・書評
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社会言語学の概説書。
単元の設定が細かいが、各5,6ページとなるので浅く広い。
あまり専門用語が使われてない&図表が少ないので、
本書単独で教材とするには不向き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間楽なほうへ楽なほうへと何事も物事を運ぶもの。言葉だって使いやすいほうへと変化していく。私たちは平安時代の言葉は勉強しないと分からない。それほど言葉は変化してきたということ。だから私たちが今使っていること言葉も変化しないということはありえないはず。でも現代は教育が行き届いたために言葉の変化は以前より遅くなっているという。あんまり乱れ乱れと騒ぐべきではないと思う。「全然+肯定形」の使い方だって乱れだとか言われているけど夏目漱石だって使ってた。批判よりもなぜこのように変化したのかを考えることも必要なはず。
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著書の授業の教科書として購入。具体例から、社会言語学が何を問題としているのか、どんなことを考えているのか、を考える教科書。タッチや構成が有斐閣に似ている(笑)
内容は、ただ知識を得てもらう形式ではなく、読者にトピックを考えさせようとする姿勢が見てとれる。が、個人的には不満足。というのも、普段数学とか物理とかその類の論文を読んでいる自分にとって、厳密なる定義やら何やらが少なすぎた。入門書の入門といった印象。そのため、3つ星に。