大阪のぞき

著者 :
  • 京阪神Lマガジン
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本棚登録 : 132
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784874353219

感想・レビュー・書評

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  • 関東出身の著者が、学生の頃に満喫できなかった大阪を覗きに再来阪、といったスタンス。
    べたな観光地から割と最近のセレクトショップや喫茶店・バー、大阪発祥の企業などを紹介。
    写真が大きい、文章が1ページまたは2ページで、たまに続きがありそうなのにないので読みづらい。
    後、デザインなんだろうけど右のページ下喉のあたりに2行にして両方のページ付けを打ってあるのがなんか違和感ある。
    写真にページ付けしたくないんかなと思うけど、大々的に写真ページじゃないところもそうだし、右に写真がくるところはどっちにもページ付けがないし。

    デザイン / 津村 正二(ツムラグラフィーク)
    イラスト / 武藤 良子
    地図 / 宮本制作所
    初出 / 『Meets Regional』2008年5月号~2010年4月号、『ウェブ版大阪のぞき』2008年7月~2010年3月連載に加筆修正。

  • 東女の視点から「大阪」という土地をのぞいて紹介した一冊だ。
    大阪という土地の一般的なイメージからはちょっとはずれた、とても魅力のある町がのぞかれた先にあって、いいな、行ってみたいな、という気持ちになる。

  • 表紙のあまりにおいしそうなドーナツと、
    「大阪」というワードに惹かれて、購入。
    それほど期待していなかったのに・・・読んで、正解!
    と、思わせてくれる内容。
    まず、写真がいい。文章も味わいがあって、
    どの場所にも行ってみたくなる。食べてみたくなる・・・。
    タイトルも、幸田文の「動物のぞき」から拝借したもの・・・と
    いう。
    街や、ものに、愛着をもって書かれたものは、
    愛情がしみじみと心を温めてくれて、読む幸せを感じる。

  • 意外と見落としている大阪名所が、たくさんあった。
    文章はちょっと、もぞもぞする。

  • 大阪には毎年何度か行ってるけれど、「ふーん、こんなお店があったんだ」とか、「こういうの売ってたんだ」とか、けっこう知らなかったことが紹介されていた。
    文も写真も上品な感じだけど、自分の旦那のことは書かない方がよかったのでは。ちょっと白けます。

著者プロフィール

随筆家。1975年栃木生まれ。東京・浅草に暮らしながら、盛岡通いを続ける。生活哲学を映したエッセイに定評がある。著書に『京都カフェ案内』『猫の本棚』(平凡社)、『あのとき食べた、海老の尻尾』(大和出版)、『味見はるあき』(木村半次郎商店)などがある。

「2018年 『味見したい本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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